子育てコラム生活
2021/12/20 05:00
ぱ〜ぷるmama

【子育てコラム】人が伸びる秘訣、伸ばす秘訣

【子育てコラム】人が伸びる秘訣、伸ばす秘訣

ヴァレイソーイングジャム


奈良の上牧で縫製の会社を運営している合同会社ヴァレイの谷です。

弊社が運営しているキッズソーイングスクールが12/3に独立し株式会社ヴァレイソーイングジャムとして新たにスタートしました。独立した理由は、今運営している縫製のサービスと子ども達に教えるサービスが「縫製」としては繋がっているものの、考えるべきことがバラバラであったため、事業をそれぞれ集中させよう、そしてより価値の高い事業にしよう。そういった意図がありました。しかしその中ですばらしい出来事があり、たくさんの学びがあったのでこのコラムでシェアさせてください。

今回独立する際、新会社の代表を務めるのは、この事業を成長させてくれた事業担当者でした。彼は創業から今の弊社を作り上げてきた非常に重要なメンバーでした。

そんなメンバーに独立の話をしました。彼も彼なりにたくさんの不安や葛藤があったでしょうが独立を決意してくれました。
その日から非常に大きな変化を感じたのです。

元々優秀な彼でしたが、その日を境にさらに成長が加速し、僕が知らないような情報をどんどんと調べていき、手続きを進め、資料を作り、前に進めていきました。まさに目まぐるしい成長を感じた数ヶ月でした。

その時に2つの考えが頭をよぎりました。
1つ目は「これほどまでにポテンシャルの高い人の能力を引き出しきれなかったことが会社の代表として情けない」と思ったこと、そしてもう1つは「人は自分事になると猛烈に成長する」ということでした。

もちろん、彼は仕事を適当にこなすタイプの人ではありませんでしたし、同僚からの信頼も厚い人でした。
しかし、独立し、資本金を自腹でも出資し、経営者として代表に就任するということで「自分事」が一気に加速したのだと思います。そしてその「自分事」は人を一気に成長させるのです。

この2つのことに気づくと、教育でも活かすことだらけだなぁと思うのです。

1つ目の気づきは「人はそもそもとんでもないポテンシャルを持っている」ということです。
そして事態をややこしくさせるのは、そのポテンシャルに本人すらも気づいていないということです。
経営者や親としてできることは「まだ見えていない」という事実に縛られることなく、そのポテンシャルを最大限に信用することであると思うのです。

2つ目の気づきは、ポテンシャルを爆発させるのは「自分事感」だということです。
どうしてもリーダーや親は、自分が家族や組織の中心だと考えてしまいがちです。そして、当人が頑張れば頑張るほどまわりが「他人事」だと思ってしまうのです。その結果、「まわりはやる気がない」とか「いうことを聞かない」と思わず愚痴をこぼしてしまうことになります。

そうではなく、今やろうとしていることがいかに「自分事」なのかをしっかりと伝え、自分が考えて行動してもらうことで爆発的な本人の成長につながるのです。
そして、リーダーや親のやるべきことは「その責任を取ること」だけです。

正直、従業員が失敗をしたとして「責任を取ります」なんていっても責任は取れません。損害を自腹で払うこともできないし、辞められても困るわけです。結局、責任はリーダーや経営者しか取れないので「責任を取る」が唯一の仕事になるのです。これは親も同じです。子どもたちは挑戦すること、親は責任を取ること。

これが成長の基本構造なのではないかと気づきました。




【コラム執筆者】
谷 英希


合同会社ヴァレイ代表
MY HOME ATELIER、6歳からの縫製教室VALLEY SEWING JAMの運営など
ガイアの夜明け出演などメディア出演多数
>> 合同会社ヴァレイ
>> キッズソーイングスクール
谷 英希 twitter I_hideki22

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