2022/01/28 21:24
ぱーぷる
謎解きを使った授業
この度、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、楽しみながらSDGsと海洋問題を学べるオンライン謎解きゲーム「海なぞ水族館2021」がリリースされた。
そのリリース記念イベントのひとつとして、ゲームに本格監修した『四国水族館(香川県)』と『海なぞ実行委員会』が連携し、奈良市立帯解小学校(奈良県)とオンラインでの出前授業を開催。
前半は海のことを知るための『謎解き』
第1部で行われたのは今流行りの『謎解き』。
海が汚れている現状を自分自身のことと、とらえてもらうためにこのようなプロジェクトを『海なぞ実行委員会』が立ち上げた。
5つの水族館の謎解きがあるのだが、今回の授業では「四国水族館編」をチャレンジすることに。大人がやっても解きごたえのあるものとなっている。
謎解きは誰でもどこでも無料でできるので、おうち時間にぜひ家族でチャレンジしてみて。
生徒たちの感想
「知らないことがいろいろあったので楽しかった」
「謎解きも少し難しく解きごたえがあった」
「海の栄養を増やしすぎても減らしすぎてもダメだということが勉強になった」
後半は四国水族館の館長松沢さんの授業
後半は『日本ウミガメ協議会』の会長でもある四国水族館の館長松沢さんによる授業。
『謎解き』で出てきた赤潮の話など、環境汚染の話を中心に行われた。
子どもたちは瀬戸内海で起こっている海の問題に真剣に考え、授業を受けていた。
栄養塩は増えすぎても減りすぎても駄目ということに生徒たちは驚いていた様子。
また奈良県は海のない県だが、海への汚染に影響を与えていないわけではない。
川に捨てたごみなどは、それは海へと流れて環境破壊につながる。
地球に住んでいる一人一人が海を守ることを意識して生活していくことが大切だということを生徒たちは学んだようだった。
今回は「海なぞ水族館2021」のリリースイベントとして開催されたこの出前授業。
今後も「海なぞ実行委員会」と「海と日本プロジェクト」がどのように海の問題について取り組む授業をしてくれるか楽しみに待ちたい。