2021/11/30 10:39
ぱーぷる
そんな たけつな先生にこれから12回に渡り、こどもたちの病気やからだのこと、気になることをテーマ別で教えて頂く連載企画が実現しました。
第1回"気になるインフルエンザのこと"に続き、第2回目は『保湿の話』
乳児湿疹でお悩みの方や、子どものお肌のケアなど気になる方は是非読んでみてください。
Q.1 乳児湿疹ってどうして起きるの?
Q.2 防ぐにはどうしたらいいの?
また、ご家族にアレルギー体質の方がいる場合は乳児湿疹が起こりやすいため、予め保湿剤などを使用することも大切です。
Q.3 起きてしまったらどう対応する?病院には行った方がいいの?
ただし、赤みのある湿疹や皮膚がジュクジュクするような湿疹になった場合は、炎症を抑える塗り薬(場合によってはステロイド剤)を早期に開始することで、結果的に治療期間の短縮になることも多いです。
悩んだら小児科への受診をお勧めします。
また、生後2か月になれば定期の予防接種も始まるため、予防接種の時に主治医の先生に診てもらうことも良いでしょう。
Q.4 ステロイドを使用するのは少し不安…悪影響はない?正しい付き合い方を教えて!
ただ、ステロイドを塗らないと、かゆくて寝れないなどの常時必要なお子様もいらっしゃいます。
先程もお話ししたように、まずは炎症(赤み)を抑えることは非常に大切なので、場合によってはステロイドは必要なお薬となり、短期で使用することは全く問題ありません。
私自身もまずは非ステロイド系の炎症鎮痛外用剤から治療は開始しますが、重症のお子様では、生後23日からステロイドの外用剤を使用し、副反応等も認めなかった経験があります。
Q.5 ジェル、乳液、ワセリン…いろいろあるけど保湿剤の使い分けは?
私自身は生後3か月を超えたあたりから、ご家族の希望を聞き、ヒルドイドなどのさらさらした保湿剤を使用するようにしています。
Q.6 子どもの肌がざらざらする…サメ肌?原因は乾燥?
とくに、乾燥肌の状態で砂場などで遊ぶと、かゆみを増し、症状を増悪させてしまう可能性もあり、帰宅したらお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりして、全身の湿度を保ちながら、保湿剤を使用する方がよいでしょう。
他にお子さんの気になる「こころ」や「からだ」でお悩みの方はぜひ、気軽にたけつな先生に相談してみてください。
次回 “Vol.3” は「食物アレルギーについて」です!
お楽しみに!!
一般小児科のほか、
予防接種・乳幼児健診
慢性疾患外来(神経、頭痛、アレルギー)
検査(食物アレルギー負荷試験、脳波検査)
なども行っています。
たけつな小児科クリニック
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