2020/12/31 00:00
ぱ〜ぷるmama

【子育てコラム】junaida(ジュナイダ)さんの絵本
こんにちは。桜井市を中心に、絵本と朗読の読み聞かせボランティアサークル「子ども読未知(よみち)」の代表をしています、福島千佳です。
まずはjunaidaジュナイダさんの紹介を。
1978年生まれ。画家。京都在住。
2007年から2011年まで芸能プロダクションAMUSEにアーティストとして所属。
2014年より、京都精華大学客員教授に就任。ボローニャ国際絵本原画展2015入選。
近年は、三越クリスマス催事への作品提供や、西武グループによるSEIBU PRINCE CLUBのポスターなどを担当。
最近注目の絵本作家さん。ご存知の方の多いかもしれません。
子どもの絵本というよりは、おしゃれな雑貨屋やカフェにさりげなく置かれています。
先日は美容院に飾ってあるのを見かけました。飾っているだけで絵になる絵本。
今日はjunaidaさんの絵本、(わたしが思わず買った)3冊紹介します。
「Michi」
両表紙のスタイルなので、どちらからぺージを開いてもOK。片方から開くと、男の子が旅をしていて、もう片方から開くと、女の子が旅をしています。
いつか絵本の中間で男の子と女の子が出会うシンプルな構成。
この絵本には文字がなく物語はないのですが、想像力と絵のチカラだけで読み進める絵本です。
感性を刺激され、絵本の世界に入り込んじゃいます。この絵本でボローニャ国際絵本原画展に入選しました。
とにかく絵が素敵。
「の」
タイトルの「の」が、表紙に小さく書かれていて、「の」??と手に取った方もいるのではないでしょうか?
こちらも画集のように美しく素敵な女の子の絵が描かれています。
「の」でどんどんお話がつながっていく展開のおもしろさは、子どもの心に遊び心と言葉の楽しさを与えてくれます。つぎはどうなっていくのか、どんどんページをめくりたくなる絵本。最後の終わり方もかわいい。お気に入りのページも人それぞれあるのではないでしょうか。個人的には、部屋の棚にこっそり置いておきたい絵本です。
「怪物園」
「はるかいにしえの時代から、怪物園は、たくさんの怪物たちをのせて長い長い旅をつづけていました」で始まる怪物が主人公のストーリー。ちょっぴり怖い怪物だけど、よく見るとかわいくユーモラス。
絵の好きな男の子へのプレゼントや、クリスマスプレゼントなんかにピッタリ。話題の絵本で、でもちょっぴり高いので、プレゼントにはよろこばれること間違いなし!
junaidaさんの絵本は、大人にも子どもにも魅力的。
本屋さんでも話題の絵本として、ほとんどの絵本コーナーに置いています。
ぜひ手に取って、その魅力を感じてみてください。
《コラム執筆者》
福島千佳(ふくしまちか)
さくらい読書会「子ども読未知(よみち)」ボランティアサークル代表
私立高校非常勤講師
心理カウンセラー
>> ホームページ「子ども読未知のへや」
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