子どもの教育
2021/09/25 00:00
ぱ〜ぷるmama

自然とあそぶ 自然でモノづくり「身近な木で楽器を作ろう」

自然とあそぶ 自然でモノづくり「身近な木で楽器を作ろう」

\五感を育もう/
楽器の動画付き!


吉野町で吉野材を使った手作り楽器や木工品製作をしている『木の音lab KIWAMI』の岩見さんに、音楽と自然に触れ合える、かんたんで楽しい「木の楽器」の作り方を教えてもらいました。




楽器づくりをしたときの
子どもたちの反応は?


五感と連動した感動体験に。

箱ドラム、カスタネット、カリンバ、ボックスシェイカー、ウッドブロック・・・と、イベントでは3〜5種類から選ぶのですが、「自分で選んだ」という責任が動機づけになるのか、最後まで作り上げる子が多いように思います。金槌の跡がボコボコとついて、キレイに仕上がっていなくても、出来上がるとみんな満足気な顔に。

箱ドラム作りは、釘を8本打つのですが、最後には、上手くなっている。作る間でも成長が見られ、完成すると、楽しげに作った楽器を鳴らし出します。作る途中で、「なんで節があるの?」「この木はどうやって用意したの?」と、子どもたちから木に関する質問が自然と出てきます。「節は枝があったところだよ」、「山で寝かされているいらない木だよ」などを答えると、この木はどんなもので、どうやって自分の前に来たのかを想像できるようになります。





自分で手作りした楽器の良さは?



正解がない“音”を“楽”しむこと。

自分で作った楽器を奏でて音色に触れたとき、作った自分の意義を子どもながらに感じます。

既製品の楽器だと、正しく弾ける、弾けないといったことになってしまいますよね。でも、自分で作れば世界に一つだけの楽器に。正しい音などありません。同じ楽器を作っても木の個体差があるので、同じ音が出ないし、「上手に弾かなければいけない」と思う必要はありません。自分が心地良いかどうかを感じることが大切なんです。それが純粋に音楽を楽しむきっかけになります。





音との出会いや、
音楽を身近に感じるとは?


人は生きている限り、
鼓動という音が鳴っている。


「私はリズム感がない」と言う人がいますよね。勿体ないなぁと思います。誰しも体の中で鼓動というリズムが鳴っています。その芽を育てようとするかどうか。鼓動に合わせて1,2,3,4とシンプルなリズムをキープしようとするだけで上手になっていきますし、二人で交互にリズムを叩くだけで音楽になります。

即興でも、個々のリズム感を大事にすれば、音を楽しむというところから、音楽を始められます。そのためにも、作った楽器を弾けたり、プロアマ関係なく、老若男女集まって即興音楽を自由に楽しめるドラムサークルを行っているんです。




ホームセンターで買える木を使って、おうちで手作り楽器を作ってみよう!サイズはお好みで。自由に作ってみてください。



シェイカー







側面を薄い板にして四角い箱を作る。中に米や小豆などを入れて、釘を打つ





カスタネット







丸太の輪切りを2枚用意。連結部分の内側を上下とも削り、突起をつける。マジックで好きに絵を描いても◯。







箱ドラム









箱の大きさは大中小の3つ。天井の板は他より薄めにする。天井の裏に透明のビニールテープを貼る。







マルタカスタ





樹齢100年以上の吉野材から採れる枝を使ったカスタネット。年輪が細かいため、カチっとキレのある音色がする。





カリンバ





アフリカ発祥の楽器。日本では親指ピアノと呼ばれている。木と竹を使用した優しい音色がする。





ボックスシェイカー







打面に薄切りされた吉野材を使用。中には米などの穀物や小豆など豆類を入れている。





ケンピチカ





北西アフリカ生まれのアサラトを木製のオリジナルで作られている。名前は岩見さんの名前から。







自分の感性を信じて、まずは親自身が好きなことをする。子どもはその姿を見て、自分も好きなことをやっていいんだと思って育ちます。それぞれのフィールドで好きなことの芽を育てる。私もその一人として生きる楽しみを育て続け、実った種を蒔いていきたいです。



教えてくれたのは
木の音lab KIWAMI 代表

岩見 賢太さん





1982年、三重県名張市出身。奈良県高等技術専門 校家具工芸科を卒業後、吉野林業と吉野材に惹 かれ、地域おこし協力隊として4年前に吉野町へ 移住。スギ・ヒノキを使った楽器などの木工品製作、出張で楽器作りのワークショップを行い、楽器や音楽を楽しむドラムサークルを開催。 吉野町のこども園でもクリスマスコンサートなどを行う。



大学4年間のストリートダンスの経験から、音楽に親しんできた岩見さん。インド・ タイ・中国などを旅した際、珍しい楽器と出会ったことから、楽器に興味が湧く。形や音色など自分が求める楽器を自分で作ろうという発想になり今の活動に至る。

►イベント出展やワークショップは>>ホームページからお問い合わせください。




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