2020/12/31 00:00
ぱ〜ぷるmama

【子育てコラム】私でもできる?ライターの仕事
在宅ワークのコーディネーター栗本です。
私が仕事で独立できたのは、ライターの仕事に出会ったからでした。今日は、ライターの仕事をどのように獲得して、現在にいたってきたのかをお話したいと思います。
もともと、独身時代は生命保険の営業をやっていました。営業の仕事はそれなりに楽しくやっていましたが、大阪勤務だったこと、子育てしながら働くことを考えると続けられる自信がなくて、寿退社をしました。私が結婚をした1994年は、まだ、結婚したら退職するのが普通でした。その後は地元で事務のアルバイトをし、出産と同時に専業主婦になりました。
二人目の子どもができて、「働きたい」という意欲が湧いてきたときに、自分のキャリアや好きなこと、昔の夢を棚卸ししました。そのときに次に働くなら自分の好きな仕事がしたいと思ったのです。小さな頃からの夢は「保母さん」「童話作家」「雑誌編集者」でした。独身時代には脚本教室に通っていたこともあり、書くことなら自分でもできるかもしれない。と考えました。
そんなときに奈良市の広報紙に「情報誌編集者育成セミナー」の募集があり、託児付きだったので、すぐに申し込みました。同じように赤ちゃん連れのお母さんと出会い、卒業制作で子育て新聞を作成しました。実際に制作物を作るなかで、自分の中で「雑誌制作に関わる仕事がしたい」と強く思うようになりました。
卒業制作を持ってあちこちに「ボランティアでもいいので、こんな仕事をさせてくれるところを紹介してください。」と言いながら配っていたら、子育て支援のNPO 法人の代表の方に声をかけていただき、NPO で発行するフリーペーパーの創刊に携わることになりました。そこでは、4人の仲間に恵まれて、子ども連れでやかましい子どもの声を聞きながら編集会議をし、自分たちで企画を考え、取材をし、制作、発行、設置をしていきました。広告の営業もしていきました。
そのフリーペーパーが地域で評判になり、ヨガ教室のニュースペーパーや地域情報誌の子育てマガジンの創刊にライターとして関わらせていただくことになりました。
NPOのフリーペーパーは、ボランティアから始まりました。その中で読者に喜ばれる企画を作ること、雑誌の企画から設置までの流れを身に着けました。しばらくしたら少額ですがお金をもらうことができました。
ヨガ教室のニュースペーパーでは、クライアントがいて、クライアントの利益になるような企画・デザインをすることを学びました。このときはしっかりと制作代金をいただきました。
実績とスキルを積みあげることで、自分に自信も出てきて、お金をもらうことにて抵抗がなくなります。好きなことを仕事にしているので、努力することや勉強することがぜんぜん苦にはなりません。
ライティングの仕事は幅広い分野で活躍できる仕事となり、現在は、会社を立ち上げて企業様の広報宣伝を請け負う仕事をしています。
子どもに手がかかる時期は、人生の中でほんの数年です。自分自身の人生を生きるために子育てしている時期から自分自身の棚卸しをして、新しい小さな一歩にチャレンジし続けることが大事なのではないかと思っています。
【コラム執筆者】
栗本恭子
「地域での仕事」を創る人。ママと企業を繋ぎます。東京都生まれの静岡育ち。18歳〜奈良。LINEで募集中のプロジェクトやスキルアップネタを発信中。気軽にご相談ください。
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