子育てコラム生活
2020/12/31 00:00
ぱ〜ぷるmama
【子育てコラム】丁寧な暮らしは生活を見直すこと

【子育てコラム】丁寧な暮らしは生活を見直すこと

上牧で服作りの会社を運営している合同会社ヴァレイの谷と申します。


先日、会社で数ヶ月に一度の残布セールを開催しました、そのときに生成りの麻の生地を見つけました。ちょうどいい厚みに張り感があって思わず手に取ってしまいました。ミシンはあまり得意でない僕ですが、たまには何か作ってみようかな?と考えてみました。

実は6月に引っ越しをしたのですが、そういえば階段の上の窓にカーテンがなくて、何かカーテンを買おうか?などと妻と話していたことを思い出し、カーテンを作ることにしました。

型紙を作るほどのものでもないので、サイズを測って頭の中で寸法を計算して、裁断して縫っていきました。

結果は…まぁなんとか太陽は遮断できるようなものにはなりました。売り物と比べると少しゆがんでいて、ひどい出来栄えではありましたが、妻には「いいね!」と褒めてもらって、とてもうれしくて、窓を見るたびに「ちゃんと太陽の光を遮ってるな」なんて当たり前のことを考えてはニヤニヤとしています。なんだかゆがんでいるのもかわいく見えてきます。

最近では、「丁寧な暮らし」という言葉をファッションの世界でもよく聞くようになりましたが、それはマーケティングのための宣伝文句として使われることが多いように感じます。

しかし、丁寧な暮らしとは「丁寧に見える暮らし」ではありません。天然素材の食器を使うことでも、リビングの室内菜園で育てた野菜を食べることでもありません。

どれだけ天然素材のいいものを使っていたとしても、雑な使い方をして新しいものの物欲に負けてドンドンと買っていては全く意味がないのです。サスティナブル素材であっても当然ながら作らない方がマシ。電気自動車であっても乗らない方がマシです。

必要なものを必要だと気づき、そして作る(もしくは買う)。それで十分なのではないでしょうか。

今の生活を見渡してみると、それがいかに難しいかがわかります。「必要でないのに買う」をどれだけくり返しているでしょうか。

私が作ったゆがんだカーテンは、必要だから作って、うれしいから長持ちするように手入れしながら使っていきます。それがきっと丁寧な暮らしなんじゃないかとカーテンに気づかせていただきました。




【コラム執筆者】
谷 英希


合同会社ヴァレイ代表
MY HOME ATELIER、6歳からの縫製教室VALLEY SEWING JAMの運営など
ガイアの夜明け出演などメディア出演多数
>> 合同会社ヴァレイ
>> キッズソーイングスクール
谷 英希 twitter I_hideki22


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