2020/12/31 00:00
ぱ〜ぷるmama

【子育てコラム】気持ちが伝わる連絡帳の書き方
未就園児のママのお悩みを解決する、子どもが成長したママたちのメンタルを整えるお手伝いをしている、ハッピー子育てplus ゆきの直子です。
1年間、コラムを担当しますのでよろしくお願いします。
新年度が始まりましたね。
保育園・こども園に乳児を通わせ始めたママ、待機中・育休中のママの役に立つ情報をお届けします。
保育園の連絡帳、どう書いたら先生と上手くコミュニケーションが図れ、信頼関係を築けるか。
入園したてで、状況がわからない。
担任が替わって、コミュニケーションがとれない。
そんな不安ってありますよね。
まず、連絡帳の1番の意味は
『引き継ぎ』です。
仕事を次の人に引き継ぐと思って、家にいたときのようすを正確に伝える。
これが一番大事です。
例えば、寝ているときにベッドから落ちて右側頭部に打ち身ができた。
そういうことがあれば、必ず書いてください。
「やってしまった。先生に注意されるかも」
そんな不安があっても必ず伝えてくださいね。
(保育士さんによっては、厳しい言い方をするかもしれませんが、それは、子どもを大切に思い過ぎているぐらい思ってくれているからですよ。)
もし、書いていなくて、たんこぶができているのを見つけた場合、保育園では園内で事故があったのでは?と大騒ぎになります。
たんこぶを見つけた時間から、登園時間までさかのぼって、子どもの行動を思い出すけど、頭をぶつけて泣いたなんてことは思い出せない。目を離したことはなかったけど…。
先生の不要なストレスの原因になるので、絶対書いてくださいね。
そして、睡眠時間や食事量、排泄の記入も必要です。
乳児さんは30分でも睡眠が少なかったり、朝食量が少なかったりしたとき、思わぬタイミングで、ぐずりだしてしまうことがあります。
保育士は『体調が悪いのか?』『何が気に入らなかったのか?』などと原因を探りますが、あらかじめ睡眠や食事の不足がわかっていると、朝寝をしてくれたり、朝のおやつを増やしたりして子どももごきげんに過ごすことができます。
排便が長い間なければ、食欲不振でも原因がわかるし、不機嫌になる理由もわかる。
保育士は子どものプロなので、子どもの行動の原因がわかると対処できるんです。
ですが、子どもが複数人いる中で原因から探るとなると…
とにかく大変なんですよね。
きっちり家での状態を書いてくれるお母さんには感謝しかなかったです。
これだけ、バッチリしてくれていれば、先生との信頼関係は、OK!!
子どもが幸せな園生活を送るために、連絡帳は大切なツールですよ。
ハッピー子育てplus
保育・子育てプロデューサー
ゆきの直子
知的障害児施設に1年、乳児保育園に14年保育士として勤務。
2017年「ハッピー子育てplus」を創設。
子どもとママの両方へのアプローチが好評。
相談、講演依頼はブログより受付。
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