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【子育てコラム】自由と癒しのハンドアート

【子育てコラム】自由と癒しのハンドアート

こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。今年度も楽しいアートの時間を共有したいと思います


まだ空気が冷たかった今年2月のもりのいりぐちおかあちゃん部のテーマは「筆遊び」でした。今年の目標の一文字を絵のように色紙に描くというものです。

参加したお母さんたちは丁寧に下書きをして、本番の色紙に挑みます。いろんなものごとを素直に感じていきたいという「感」。

陽ざしのもとを元気よく散歩したいという気持ちを込めた「陽」。

緑や太陽、ハートなども書き添えられたとっても素敵な今年の一文字ができあがりました。

実はその日、とっても素敵なゲストが来てくれました。ちょうど休園日とぶつかった年中さんです。彼も自分の名前の一文字をモチーフにして幾何学模様のかっこいいアートを完成させました。それだけでもすごいなあ!と感じていたのですが…。

お母さんたちが熱心に課題に取り組んでいる間に、次の作品に突入していました。好きな色の絵の具をどんどんと手に出して大きな色紙を色で埋めつくしていたのです。金、銀、青、紫、赤…絵の具が追加されるたびに表情を変えていくキャンバス。紙をなぞり、たたく音。そしてうれしそうな笑顔。手の色もどんどんと深くなっていきます。家ではできない遊びに彼自身もお母さんも、集まったメンバーみんなも感心を通りこして魅了されていきました。



何を描くでもない、ただ色と遊ぶという純粋な姿勢に、私はガツンと衝撃を受けました。上手に何かを表現するでもなく、紙を何かの色で埋めつくすでもなく、目的は手に絵の具をつけて紙にうつしていくこと。なんて自由でのびのびしたアートなんだろうと。



そういえば、わが家の子どもたちも私自身も、幼児期は絵を描くことよりもパレットや水バケツの中で色を混ぜることで満足し、長い時間遊んでいました。ただ色が変化していく様子が楽しくてそれをしている。どこかに置き忘れてしまった楽しみを思い出させてもらったというわけです。



あまりにも素敵な出来事でしたので、私もハンドアートを試してみることにしました。手に絵の具を出して、水を加えて、紙を濡らしてビシャビシャ叩きながら音や感触を楽しみ、色を埋めていく。もっと違う色、あの色、この色、今度は水、と心に確認するまでもなく直感で色と紙に向き合っている瞬間、楽しくて仕方がありませんでした。気がつけば机はびしょびしょ、絵の具もあちらこちらに散らばり手も絵の具まみれです。でもそれがとっても心地いい。楽しみと同時に深い癒しを感じていました。



実はこの後から今まで、手を使ったお絵かきをあちらこちらで楽しんでいます。公民館でお母さんとやったり、休日に子どもたちと試したり。



筆を手放すだけで「上手にかかなくちゃ」という観念から解き放されて自由に楽しくアートに向き合える。癒しの効果も想像以上です。ぜひ一緒に楽しみましょう!




【コラム執筆者】
森野ゆかり


東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。

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