2021/10/14 07:01
【奈良市】平城宮跡資料館で木簡研究の最新成果を紹介!
実物の木簡と3Ⅾプリンタによる複製品
平城宮跡資料館では、毎年、秋期特別展として「地下の正倉院展」を開催し、平城宮・京跡出土木簡の実物展示をおこなっています。
2021年は「木簡を科学するⅡ」と題し、木簡のモノ(木製品・木質遺物)としての性質に着目した分析・調査や、自然科学分野の手法を応用した木簡研究の成果などを紹介します。
2014年の「地下の正倉院展」では、木簡の樹種や保存処理の方法、木製品としての特質などに焦点を当てた展示が行われました(「木簡を科学する」)。
今回の展示は、その続編にあたり、文字資料としての側面に注目が集まりがちな木簡に対して、通常とは少し異なる切り口から光を当てる展示となっています。
最新の調査・研究の成果から、未来の木簡研究のあり方に想いを馳せてみませんか。
ガラス板に挟んだ削り屑
年輪計測のための実体顕微鏡による観察
[写真提供:奈良文化財研究所]
開催日時
2021年10月9日(土)~ 11月7日(日)
9:00~16:30(入館は16:00まで)
1期:10月9日(土)~10月24日(日)
2期:10月26日(火)~11月7日(日)
※展示替え 10月25日(月)
2021年10月9日(土)~ 11月7日(日)
9:00~16:30(入館は16:00まで)
1期:10月9日(土)~10月24日(日)
2期:10月26日(火)~11月7日(日)
※展示替え 10月25日(月)
地下の正倉院展―木簡を科学するⅡ