2021/07/22 01:00
【奈良市】二人の写真家による明治後期~昭和時代の斑鳩の風物
工藤利三郎「法隆寺中門」1893-1902年
「入江泰吉記念奈良市写真美術館」所蔵作品の工藤利三郎(1848~1929年)と入江泰吉(1905~1992年)、二人の作品で法隆寺をはじめとする斑鳩の地を紹介する。
工藤利三郎は奈良を拠点に古美術写真の先駆けとして明治後期から大正期にかけて活躍した写真家。残された写真は文化財を修理する前の姿が写されており当時を知る貴重な写真となっている。
一方、入江泰吉も戦後から斑鳩の地を訪れ、仏像のみならず境内周辺のたたずまいを撮り続けてきた写真家であった。
二人の写真から文化財をとりまく変化と移りゆく斑鳩の風景を紹介する。
アニメーション作家であり、“動くダンボールアート”の第一人者である千光士氏。
千光士氏は、ダンボールの断面の「波模様の美しさ」に魅せられて以来、35年にわたってダンボールの新しい表現の可能性を追求している。
動く表現をコンセプトに、ユーモラスな動きをするファンタジックな作品からは、まるで生命が吹き込まれたように動き出し、見ているものの心を和ませ、作品の世界へと引き込まれてしまう。
国内外で活躍し、創作活動35周年を迎える千光士氏の世界観を堪能し、ものづくりの楽しさを体感しよう!
聖徳太子没後1400年 入江泰吉×工藤利三郎「斑鳩」
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