2021/04/03 01:00
【菊一文珠四郎包永/かのこ/奈良市】奈良のシンボルをかたどった、和スイーツ
若草山の麓にある『菊一文珠四郎包永』。
鎌倉時代から脈々と受け継がれた技法で打たれた包丁は、職人や海外の人々はもちろん、修学旅行生にも大人気。
そんな『菊一文珠四郎包永』が2016年から販売を始めたのが、今回ご紹介する「かのこ」。
「葛や奈良漬けなどのお土産やグルメはあったけれど、奈良のシンボルでもある鹿をかたどった商品がないことに寂しさを感じていました。」と社長の柳澤さんは話す。
「かのこ」を作るにあたり、江戸時代〜明治期に活躍した彫刻家・森川 杜園(とえん)の彫った鹿をモチーフにしたという。
広大な奈良公園を歩く神鹿(じんろく)としての勇壮さと、鹿のかわいらしさを併せ持ったそのフォルムは瞬く間に人気ものに。
かのこ 白あん・カスタード
1個・・・160円(税込)
2個・・・300円(税込)
4個・・・680円(税込)
6個・・・800円(税込)
若草山の店舗内で焼き上げており、出来たてはふわふわあつあつ。
運が良ければ、お昼ごろに焼きたてかのこをいただくこともできる(焼きたての場合は1個150円・税込)。
焼く時間はTwitterで情報発信しているので、チェックしてみて。
気になる味は、白あんとカスタードの2種類。
「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」が常陸(茨城県)国の『鹿島神宮』から白い鹿に乗ってやってきたとされる春日大社の伝説を意識して、白色のこの2つの味に決めたそう。
生地はもちもちとした食感で、ほんのりとした甘さが心地よい。
季節により、材料の配合量などを変更しているそう。
一つひとつ丁寧に焼き上げられた「かのこ」の味を、ぜひお試しあれ。
もともと緑色のクリームソーダのみだったが、現在は6色+季節の限定色とバリエーション豊富に。
種類が増えたきっかけは、とあるお客さんの「緑色、私の推しの色なんです!」という言葉から。
ここで閃き上手なフジコ店長。
「他の人の推し色もクリームソーダで提供したい」と思い、現在に至ったのだとか。
今回ご紹介した青・赤の他に、緑と紫、黄色とピンクがある。
夏には季節限定の白を登場させる予定。
推し色が白の人は、見逃さないで!
今回ご紹介した「推しクリームソーダ」の他にも、ふわっさく食感のスコーンや、南部鉄器で焼かれた極上ふわっふわなたまごサンドがメインのランチメニューも。
日替わりのハーブティや、シフォンケーキなどもあるので、ランチの後にいかが?
https://par-ple.jp/gourmet/?area%5B%5D=nara
菊一文珠四郎包永(きくいちもんじゅしろうかねなが) 本店
- 住所/奈良市雑司町488
- 電話/0742-26-2211
- 営業時間/9:30〜17:00
- 定休日/無休
- 駐車場/無(近隣に有料P有り)