2020/02/07 00:00
【奈良市】軍神「毘沙門天」が奈良に大集合!伝統行事「お水取り」の特別陳列も
特別展「毘沙門天-北方鎮護のカミ-」
国宝_毘沙門天・吉祥天・善膩師童子立像(京都・鞍馬寺)
毘沙門天立像(滋賀・高尾地蔵堂 )
毘沙門天立像(奈良国立博物館)
四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は、須弥山(しゅみせん)世界の四方にいて、仏教世界や仏法を守るカミ。
このうち北方を守護する多聞天は、「毘沙門天」の名で単独の像としても造像、信仰され、四天王のなかでも特別の存在であった。
本展は、従来知られている毘沙門天彫像のなかから、とくに優れた作品を厳選し、それらを一堂に会することで、毘沙門天彫像の魅力を存分に味わうことのできる展覧会となる。
料金
〈当日〉一般:1,500円、高校・大学生:1,000円、小・中学生:500円
〈団体〉一般:1,300円、高校・大学生:800円、小・中学生:300円
※ 団体は20名以上。
※ 障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
※ この料金で、同時開催の特別陳列「お水取り」および名品展(なら仏像館・青銅器館)も鑑賞可能。
開館時間
午前9時30分~午後5時
※毎週金・土曜日は午後7時まで 。
※入館は閉館の30分前まで 。
※同時期に開催の特別陳列「お水取り」および名品展(なら仏像館・青銅器館)は休館日と開館時間が異なるので注意。
休館日
毎週月曜日、2月25日(火)
※ただし、2月24日(月・振休)は開館。
特別陳列「お水取り」
二月堂縁起絵巻 上巻 (奈良・東大寺)
お水取りは東大寺の二月堂でおこなわれる仏教法会で、正式には修二会という。
法会の目的は、仏の前で罪過を懺悔すること(悔過)。
現在は3月1日から14日までおこなわれ、その間、心身を清めた僧(練行衆)が十一面観音の前で宝号を唱え、荒行によって懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願する。
お水取り(修二会)は、天平勝宝4年(752)に東大寺の実忠和尚が十一面悔過を創始して以来、一度も絶えることなく不退の行法として1260年以上にわたり営まれ続けてきた。
そこには東大寺が歩んできた長い歴史が刻み込まれている。
本展は、毎年、東大寺でお水取りがおこなわれるこの時季にあわせて開催する恒例の企画。
実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などを展示し、お水取り(修二会)への理解が深まる一助となることを目指す。
料金
一般520円(団体410円)、大学生260円(団体210円)
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
※団体料金は20名以上。
※この観覧料金で名品展「珠玉の仏たち」「中国古代青銅器」をあわせて鑑賞可能だが、特別展「毘沙門天-北方鎮護のカミ-」は鑑賞不可。
※2月4日(火)~3月6日(金)に、東大寺境内で無料観覧券を配布。〔使用期間:3月4日(水)~6日(金)〕。
※奈良国立博物館 特別陳列「お水取り」と、東大寺ミュージアム 特集展示「二月堂修二会」の間で相互割引を実施。
特別陳列「お水取り」の半券をお持ちの方は、特集展示「二月堂修二会」が、また、特集展示「二月堂修二会」の半券をお持ちの方は、特別陳列「お水取り」が団体料金で鑑賞可能。
開館時間
午前9時30分~午後5時
※毎週金・土曜、2月9日(日)~13日(木)は午後8時まで 。
※3月1日(日)~5日(木)、8日(日)~11日(水)は午後6時まで。
※3月12日(木)は午後7時まで開館 。
※いずれも入館は閉館の30分前まで。
休館日
2月17日(月)・25日(火)・3月16日(月)
関連イベント
2020年3月1日(日)~14日(土)
東大寺二月堂
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東大寺二月堂
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奈良国立博物館
- 住所/奈良県 奈良市登大路町 50番地
- 電話/050-5542-8600
- 営業時間/ 9:30~17:00(土曜日は20:00まで)
備考/入館は閉館の30分前まで。
- 定休日/月/休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日
- 駐車場/無(近隣に有料Pあり)