小児科、小児歯科、子どもの病院奈良県生駒市
2022/05/13 16:00
ぱーぷる
【連載】気になるこどもの病気「からだ」と「こころ」
vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』【生駒市】

生駒市にある『たけつな小児科クリニック』の竹綱先生による連載企画。

今回は、前回に引き続き『たけつな小児科クリニック』が運営している『病児保育室バンビ』をご紹介。

前回の記事
Vol.6バンビの魅力



約40年前に比べると約600万世帯だった共働き世帯数も2021年には倍にのび、現在は専業主婦世帯数と逆転しています。

子どもがいる共働き世帯で問題になってくるのはやはり、「看病問題」。
苦しそうな子どもの顔を見ながらも、仕事のことが気がかりで。

そんな育児と仕事の間で悩んでいる方も多いのでは。

そんな方がもっと気軽に病児保育室を利用できるよう、
今回は、病児保育室バンビを始めたきっかけや、実際どういった人が利用しているのか、利用時のお子さんの様子など、竹綱先生や看護師さんに詳しく話を伺ってみました。

子どもが病気になった時に、療養する「もう1つのおうち」として安心して利用してもらえるようにと願う竹綱先生。

インタビューの中で、竹綱先生や看護師さんの工夫や思いやりに触れることができました。

「安心して、頼ってもいいんだ」と思わせてくれる『病児保育室バンビ』。

1人で頑張りすぎず、頼ってみてはどうでしょう。
【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』
たけつな先生にお話をお聞きました。
【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』

Q1. バンビを始めたきっかけはなんですか?


竹綱先生:ご家族が働かれていて、子どもが発熱などで登園できない状況になった時の、ご家族の困った様子を目の当たりにしたことが大きかったです。

さらに、「明日は園をお休みしてくださいね。」とお話ししても、熱が下がれば登園し、たまたま(私が)園の健診に行ったときに、その子どもが元気な子どもと遊んでいる。

そのような状況を見たときに、小児科医として、ご家族を支える方法はないかと考え、バンビの開室を決めました。

Q2. どのような症状のお子さんが多いですか。


竹綱先生:小児科を受診する子どもの多くは、インフルエンザやアデノウイルス、ノロなどの感染症がほとんどです。

バンビを利用する子どもも同様に感染症で利用される子どもが多数見受けられます。

少数ですが、喘息発作などでも安静が必要な場合はご利用いただくこともあります。

Q3. 通常の外来と対応が異なる点はありますか?


竹綱先生:基本的にはバンビを利用される場合と、通常の外来を受診される場合とで異なる点はありません。

ただし、現在新型コロナウイルスの感染に伴い、バンビ内でのクラスターを起こさないように、また、新型コロナウイルスの感染の心配をご家族に与えないという理由から、バンビを利用する予定のある子どもに関しては、全員に新型コロナウイルス感染の抗原検査またはPCRを行っています。
【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』
看護師さん、保育士さんにお話をお聞きました。

Q1.体調が悪いと、保護者の方と離れがたいお子さんが多いと思います。その時はどのような対応をされていますか。


体調が悪いというのは勿論ですが、慣れない場所への不安というのも大きいと思います。

そのためまずは利用するお子様の不安を受け止め、取りのぞく工夫をしています。
朝の準備の際、登録票に記入して頂いている好きなキャラクターのおもちゃやDVDを、お部屋にあらかじめ用意しておきます。

何度か利用していただいたことのあるお子様ですと、前回に担当した保育士とどんな様子だったかなど情報を共有し、また、日誌を参考に過去利用時に気に入っていた遊びやおもちゃを用意しておきます。

保護者の方と離れる際に泣いているお子様に対しては、“淋しい”という気持ちを『そうだね、淋しいよね』と言葉に出して、しっかりと受け止め、『また迎えに来てくれるからね』など安心できるような声掛けをしています。

そして、泣かずにお見送りすることができたお子様を含め、“淋しいけれど頑張った!”ということを「よく頑張ったね」としっかり言葉にして誉めるようにしています。
また、保護者の方に対しても、少しでも不安や心配事を取り除けるよう、朝の忙しく限られた時間の中ではありますが、丁寧な聞き取りを心掛けています。

お子様が安心できるもの(例えばお気に入りのタオルやぬいぐるみなど)を持参していただいても大丈夫ですよ。
【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』

Q2 .実際の1日の流れを具体的に教えてください。


【8:30 順次入室】たけつな先生の問診・診察、その後は自由遊びですが、個々の体調や月齢に合わせ保育するので、午前睡をとることもあります。

【10:00 朝のおやつ】体調や疾患に応じて、おやつの内容を変更したり、水分補給のみにすることもあります。

【11:30 昼食】個々の体調に合わせ無理をせず食事します。投薬依頼がある場合、与薬は看護師が行います。お子様が内服しやすいように対応していますので、ゼリーやジュース、アイスクリームなどを持参していただいて大丈夫です。

【12:00 午睡】5分毎に呼吸・表情の変化や顔色などのチェックを行っています(3歳以上は10分毎)。年長さんや小学生のお子様でも、お部屋を暗くしてベッドの上で横になり安静に過ごせるようにしています。

【15:00 起床】あくまでも目安です。前夜咳などで寝られず睡眠不足、高熱でぐったりしているお子様などは、看護師と相談して少し長めにお昼寝をすることもあります。完全個室のため、照明も各個室で調整可能なので、個々の体調や生活に合わせることが可能です。

【16:30 竹綱先生による診察】クリニック診察時間内は看護師による聴診になる場合があります。

【~18:00 順次退室】退室時までは自由遊びの時間です。比較的静かなもので遊びます。お気に入りのDVDや本などがあればご持参ください。

写真付きのスケジュールをクリニック待合室に掲示してありますのでご覧になってくださいね。

【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』

Q3.遊びの中で、お子さんはどのような様子ですか?


受け入れ時に泣いていたり、緊張や不安で表情が硬いお子様でも、個室でゆったりと保育士と関わっていく中で、徐々に場所や保育士にも慣れ、表情が和らぎたくさんの笑顔が見られるようになります。

中には急性期で一日のほとんどを寝て過ごすお子様もいれば、回復期で活気が出てきて好きなおもちゃなどで遊んで過ごすお子様もいます。

このような過ごし方ができるのは上記のような完全個室保育を行っているからです。

また、完全個室保育だからこそ個々の体調・月齢に合わせた保育を行うことができます。

【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』

Q4. 預けている最中の様子を保護者が知ることはできますか?


保育中のお子様の体調や様子(体温の経過、機嫌など)については、12:00と15:00にメールもしくはLINEでお知らせしています。

LINEでお友達登録していただくと、送信時間・枚数はご指定いただけませんが、保育中の写真を送らせていただいています。
【連載】気になるこどもの病気 「からだ」と「こころ」 【たけつな小児科クリニック/生駒市】Vol.7 病気の時も安心して預けられる『病児保育室バンビ』

働くご家族の気持ちを察し、子どもの気持ちにそっと寄り添う竹綱先生とスタッフたち。
彼らの笑顔を思い切って頼ってみよう。

病児保育室バンビ

  • 住所/奈良県 生駒市真弓14-2 まゆみこどもの森ナァレ1階
  • 電話/0743-70-0912
  • 営業時間/8:30~18:00
  • 定休日/土、日、祝日
  • 駐車場/なし
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