奈良市
2022/01/29 07:30
ぱーぷる編集部(塩田)

【奈良が舞台の百人一首】Vol.1大伴家持(6番)

【奈良が舞台の百人一首】Vol.1大伴家持(6番)
どこか堅苦しさを覚える和歌ですが、現代語訳すると共感できるものが多いんです。
現代でいうところのツイート投稿のようなものだったのではないでしょうか。

特に有名な「小倉百人一首」は、鎌倉時代初期に藤原定家が京都の小倉山にある山荘の襖に、百首の歌を装飾していたことから始まります。
そんな百人一首のなかでも、特に奈良県にゆかりのあるものをご紹介していきます!

6番 かささぎの 渡せる橋に おく霜の  白きを見れば 夜ぞ更けにける(大伴家持)

【奈良が舞台の百人一首】Vol.1大伴家持(6番)
「天の川にかかる橋のような宮中の階段に白い霜が降りているのを見ると、すっかり夜も更けたものだ」

「かささぎの渡せる橋」とは七夕の夜、織姫と彦星が一年に一度出会えるように天の川にかかる橋のこと。
かささぎが手助けをして、この橋を作っている伝説からきているそう。
この橋を、宮中の橋や階段に見立てて詠んだ歌。

大伴家持は奈良時代後期の歌人で、三十六歌仙のひとり。
平城京の御殿で、漆黒の空に霜のようにきらきら輝く星々が頭に浮かんできそう。

奈良の寒さは堪えるけれど、奈良時代の人々が詠んだ美しい歌を知ると、こんな冬も乗り越えられるかも?

スマホへのインストールはこちらから

おすすめ


  • 【究極の国宝 大鎧展】国宝の鎧が奈良・春日大社に集結!「モンスターハンター」シリーズともコラボ!


  • 【年中、年長さん集まれ!】「ともだちづくり」の第一歩を応援!お子さんと保護者のための体験型プログラムを開催!【帝塚山大学こころのケアセンター/奈良市】


  • できたての豆腐!?豆腐そのものの味を愉しんで | 竹中豆腐工房


  • 古都奈良で絶景とビールを堪能!老舗ホテルのテラスガーデンにて「奈良ホテルビアテラス2025」開催中!


  • 【奈良県立美術館】美術館をもっと身近に!対話と体験でアートの魅力を再発見するコレクション展「わたしたちのびじゅつかん」開催


  • 【新店】 おばんざいを楽しめるお店が奈良市三条通りにオープン | おばんざい HANARE