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2021/12/29 07:32
ぱーぷる

【2022年】奈良の初詣特集

【2022年】奈良の初詣特集

奈良県には長い歴史をもつ由緒正しい神社やお寺がたくさん。世界遺産や国宝・重要文化財の宝庫でもあり、見どころが満載です。

奈良市の『春日大社』や桜井市の『大神神社』、橿原市の『橿原神宮』など、奈良県内の社寺8か所をご紹介!

2022年は寅年。寅のように強く勇ましく、健やかに2022年を過ごせるよう、新年のお詣りをしませんか?

※2022年の初詣も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、混雑を避けてお詣りしましょう。

1.長谷寺【桜井市】


祈りの灯火に願いを添えて


奈良と三重県・伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建つ奈良県桜井市の『長谷寺』。
本堂をはじめ国宝や重要文化財が多く、花の御寺としても名高い、歴史あるお寺です。

毎年、大晦日の19時から長谷寺の参道には灯火が灯り、観音様までの道中を照らし出します。

仁王門をくぐれば、399段の登廊が続き、祈りの灯火が煌々と続く景色は”祈る”という事を改めて示しているかのよう。

2.信貴山 朝護孫子寺【生駒郡平群町】


寅がシンボルのお寺で新春を祝おう


入口を護る大きな寅の張子が有名なお寺。

この寅の謂れは、今から1400余年の昔、聖徳太子がこの山で毘沙門天王を感得(信心が神仏に通じて、宿願がかなえられること)したのが寅の年、寅の日、寅の刻であったという伝承から。これにより、信貴山の毘沙門さまに寅の縁日にお参りすると、聖徳太子にあやかって良いご利益を授かるとして昔から信仰を集めてきたそうです。

そんな寅がシンボルのお寺で寅年のスタートをきったら、とてもいい年になりそう!

3.室生寺【宇陀市】


女人高野、室生寺で初詣


奈良県北東部にある室生の地にある『室生寺』。古くから女性の参拝者が多い「女人高野」として親しまれてきました。

初詣のスポットとしても人気がありますが、人が多すぎず、落ち着いて参拝できるのがポイント。ただし、正月三が日はやはり多くの人が訪れるので、昨年に引き続き、混雑時を避けてお参りするのがおすすめです。

日本最小の五重塔(国宝)や、やわらかな表情の仏像など、新年から心を和ませてくれるみどころがたくさんの室生寺に、新年のお参りに行きませんか。

4.春日大社【奈良市】


世界遺産、春日大社で新年のお詣りを


1300年の歴史をもち、世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されている奈良県奈良市の『春日大社』。
春日山原始林を背景に、自然と歴史を深く感じられる奈良を代表する神社です。

奈良公園に隣接した立地もあり、毎年多くの参拝者でにぎわい、正月三が日は約50万人の人出となります。

多くの人でにぎわう春日大社のお正月は奈良の風物詩のひとつではありますが、2022年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年に引き続き、大みそかや正月三が日、土日祝日を避けて、2月上旬ごろまでの分散参拝を呼びかけています。

5.大神神社【桜井市】


三輪山がご神体、日本最古の神社で新年を


創祀(そうし)に関わる伝承が「古事記」や「日本書紀」にも記されており、日本最古の神社といわれる『大神神社』。三輪山そのものをご神体とするパワースポットとしても知られています。

そして、毎年正月三が日は約50万人の参拝者でにぎわう県内屈指の初詣のスポットでもあります。

大神神社では、毎年恒例の正月のシンボル、干支の「大絵馬」が初詣の参拝客を迎えてくれます。奈良県田原本町在住の日本画家柴田貴子氏によるもので、幅約4メートルもあり、拝殿の向拝に設置されます。この大絵馬を見て新年を感じる方も多いのではないでしょうか。

6.安倍文殊院【桜井市】


恒例の干支ジャンボ花絵「果敢にトラ(寅)イ」


大化元年(645)に創建された日本最古に属する寺院である奈良県桜井市の「安倍文殊院」。

毎年恒例、パンジー約8000株で描かれる「パンジー干支ジャンボ花絵」を楽しみにしている方も多いのでは?

2022年、寅年のタイトルは、頑張る受験生へのメッセージとして、「果敢にトラ(寅)イ」!

あらゆる魔除の呪符として使われている「五芒星」、受験生には一足早く「合格」という文字も描かれています。躍動感あふれる寅に、「頑張るぞ!」とやる気と元気をもらえそう。

安倍晴明が天文観測をしたと伝えられる展望台から見るのがおすすめです!

7.橿原神宮【橿原市】


日本建国の地、橿原神宮で一年の始まりを


第一代天皇である神武天皇が即位した、橿原宮。橿原神宮はその宮址に建ち、日本建国の地として知られています。

初詣のスポットとしても人気が高く、例年大晦日から正月三が日には県内外から100万人を超える参拝者が訪れ、にぎわいを見せます。

1月1日午前0時に初太鼓が鳴り響き、1月1日~7日の間、開運招福・健康延寿などを祈願する新春初神楽祈祷が行われます。

8.金峯山寺【吉野郡吉野町】


修験道の総本山で大晦日のカウントダウン


奈良県吉野郡吉野町、吉野山の尾根上に高くそびえる『金峯山寺』。

飛鳥時代に修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)によって開かれたとされる同寺。安土桃山時代に再建された国宝「蔵王堂」は、木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇り、正面から「蔵王堂」を望むと、荘厳な佇まいに圧倒されます。

金峯山寺では、12月31日23時45分から蔵王堂境内の鐘楼堂で参拝者が除夜の鐘をつくことができます。様々な人の過ぎ行く年と新しい年への思いをのせた、一年に一度の特別な鐘の音が吉野山に鳴り響きます。

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