2025/01/24 11:50
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
サッカークラブ飛鳥FC、JFL昇格を果たし奈良県知事らを表敬訪問
奈良県のサッカークラブ、飛鳥FCが待望のJFL(日本フットボールリーグ)昇格を果たし、山下奈良県知事、福谷副知事を表敬訪問した。
チームの快挙を祝福するとともに、今シーズンへの意気込みを語った。
表敬訪問の概要
飛鳥FCからは中川茂宣代表取締役社長、田中克季ゼネラルマネージャー、美濃部直彦監督、そして篠原和希キャプテン、清川流石選手が訪問した。
山下知事のメッセージ
山下知事は飛鳥FCの昇格を祝福し、
「本当におめでとうございます。飛鳥FCがJFLに昇格。奈良クラブとともに、奈良県内に2つも立派なチームがあることをうれしく思います。ぜひ次はJ3を目指して頑張ってください。」
とコメントした。
チーム運営の課題と展望
中川社長は、JFL昇格に伴う課題について率直に語った。
JFLに上がることで約3倍の資金が必要となるため、クラウドファンディングなどを活用し、奈良県外のサポーターの支援を得てチーム運営を行っていく方針である。
美濃部監督の戦略
会見後に、現役時代はガンバ大阪や京都パープルサンガでキャプテンを務めた美濃部監督にお話を伺うと、当初は関西リーグでのチーム存続を目指していたが、「楽しくやろう!」という前向きな姿勢が功を奏し、JFL昇格という結果につながったという。
今シーズンは、JFLで戦うということで、チームの様子を見ながら、より高度な戦術などを選手に要求をしていく予定。
選手インタビュー
篠原和希キャプテン コメント
会見後に両選手へインタビューを行った。
ー表敬訪問を終えていかがでしたか?
篠原キャプテン「めちゃくちゃ緊張しました笑。ただ、この訪問で『今シーズンやるぞ!』という気持ちを引き締める場にもなりました。」
ー篠原キャプテンは福岡県出身ですが、奈良県の印象を教えてください。
篠原キャプテン「自然や歴史を感じられる所がたくさんありながらも、生活がしやすい場所です。練習環境も素晴らしく、ロッカールームやシャワールームも完備されているので、とてもありがたいです。」
ーそれでは最後に奈良県の方々にメッセージをどうぞ。
篠原キャプテン「昨シーズンは『楽しいサッカー』をモットーにしていましたが、今シーズンは観る人にもより楽しんでいただけるサッカーで、勝利を目指します。ぜひ応援よろしくお願いします!」
清川流石選手 コメント
ー表敬訪問を終えていかがでしたか?
清川選手「こういった場に呼んでいただけたことはありがたいです。結果で恩返ししたいと思います。」
ー清川選手は愛媛県出身ですが、奈良県はいかがですか?
清川選手「愛媛県と似ているところがあります。松山市と同じく、1か所にギュッと様々なものが集まっていて、人の温かさも似ています。」
ー最近、清川選手が奈良県内で食べておいしかったものを教えてください。
清川選手「中国料理 四神の麻婆豆腐ですね。行列ができていた理由が分かりました。」
ーそれでは最後に奈良県の方々にメッセージをどうぞ。
清川選手「昨年優勝して注目を集めるチームかと思います。目の前の試合を1試合1試合勝っていき、優勝を目指します。ご声援のほどよろしくお願いいたします!」
注目のシーズンに向けて
飛鳥FCは、JFL昇格という大きな一歩を踏み出した。
地域に根ざしたチームとして、奈良県民の期待と夢を背負い、今シーズンの活躍が楽しみである。