【ソフトバンク】奈良県出身の木村光投手インタビュー　「日本シリーズのマウンドの感想」「来季への意気込み」を語る

日本シリーズでの貴重な経験を語る

ー今シーズン振り返っていかがですか？

木村投手「シーズン初めは怪我であまり活躍できなかったですが、最後は一軍でプレーできましたし、日本シリーズにも出場できたのでよかったです。」

ー日本シリーズも2試合登板しました。マウンドに上がっていかがでしたか？

木村投手「一球一球の歓声がシーズンとは違いましたね。緊張もしましたが、自分のピッチングもできましたし、楽しかったです。」

ーあの独特な舞台を楽しめたんですね。

木村投手「プロ野球選手、全員そうかと思いますが、たくさんのファンに見ていただいている中で、抑えて歓声をいただくのが一番プレーしていて気持ちいいと思います。あの中でもっと野球がしたいと思いましたね。」

ー昨年のインタビューの際は『体重を増やした』とおっしゃっていましたが、今年はどうでしたか？

木村投手「そこまで増やさなかったですね。ただ、筋肉量は増えているので、今年のピッチングにつながったと思います。」

奈良に帰郷！後輩へのエールと来季への決意を語る

ー昨年、奈良に帰ってきましたか？

木村投手「年末に帰りました。実家が一番落ち着きますね。帰って親であったり、おじいちゃんと話したりしていい時間でした。」

ー母校、奈良大付属にも訪れたと聞きました。田中監督とお話されましたか？

木村投手「お話させていただきました。『プロ野球どうや？』とお声かけいただきましたね。昨年はシーズン途中から支配下になり、自分の思い通りにいった部分もありましたが、思い通りにいかなかった部分も多かったので、そういったところの改善点とかを話しました。」

ー奈良大付属と言えば、木村投手の後輩である岸本佑也選手が、楽天に育成ドラフト1位で選ばれました。中学時代も同じ橿原磯城リトルシニアの後輩になりますよね。

木村投手「年が離れているので話したことはないですが、自分の後輩がドラフトで名前を呼ばれたのは見ていました。」

ー岸本選手にひと言メッセージをお願いします。

木村投手「そんな言える立場ではないです笑。」

ーいやいや、育成から支配下を勝ち取った先輩としてひと言お願いします！

木村投手「そうですね。育成選手だからと言って、支配下の選手に負けてもいいと言うわけではないので、支配下の選手に負けないくらい努力してほしいですね。入団したからOKなのではなく、入ってからが勝負なので、頑張ってほしいと思います。」

ーこの冬に取り組みたいことを教えてください。

木村投手「1年間、まだフルで投げられていないので、体づくりを中心にやりながら、投げ込みをやる予定です。全力では投げないですけど、反復練習をしてフォームを固めて行きたいと考えています。」

ーそれでは奈良の方々へメッセージをお願いします。

木村投手「今年は一軍登板もできていい経験になりました。ただ、1年間通して一軍にいれなかったので、来年は活躍して、奈良県の木村光をアピールできるように頑張ります。」

福岡ソフトバンクホークス・木村光投手プロフィール

●生年月日
2000年7月2日

●出身地
奈良県桜井市

●ポジション
投手

●経歴
中学：橿原磯城シニア
高校：奈良大付属高等学校
大学：佛教大学
プロ：2022年育成選手ドラフト3位、2023年7月17日支配下選手登録