2024/11/21 07:00
ぱーぷる編集部
【奈良県立美術館】古都を彩った絵師たちの競演!大和の美を堪能しよう
奈良県奈良市の『奈良県立美術館』にて、特別展「大和の美 ~古都を彩った絵師たちの競演」を2025年1月18日(土)~3月9日(日)の期間、開催する。
普門暁 《鹿、青春、光り、交叉》 大正9(1920年) 奈良県立美術館
かつては大和と呼ばれ、悠久の歴史と自然豊かな風土とが織りなす独特の文化を形成してきた奈良。
本展では、中世から現代までの奈良ゆかりの絵画作品を展示し、通覧されることの少ない奈良の絵画史を振り返る。
奈良の美術が持つ多彩な魅力を紹介すると同時に、知られざる絵師・画家たちの存在に光をあて、多様な側面に目を向ける。
(左)二条英印 《鹿島立神影図》 南北朝時代(1383年) 春日大社 (中央)柳沢淇園画・柳沢信鴻賛 《関羽像》 江戸時代(1745-1748年頃) 東京国立博物館 ※後期展示(2/11~3/9) (右)上村松園 《春宵》 昭和11(1936年) 奈良県立美術館
また、本展の見どころのひとつとして、奈良洋画界の最初期に活動した大村長府の画業を紹介する。
精緻な描写による社寺の祭礼図や風景画、肖像画などを通じて、「直観論」と名づけた大村独自の芸術世界を楽しもう。
大村長府 《家族団欒図》 明治 40~41(1907-1908年頃) 星野画廊
会期中のイベント
◆講演会「守り伝える大和の美 ―文化財保護の現場から―」
講師:神田雅章氏[龍谷大学文学部教授]
日時:2025年2月24日(月・祝)14 :00~15 : 30 (開場13 : 30 )
会場:奈良県立美術館 1Fレクチャールーム(60 名・当日先着順・13:00から整理券配布)
◆美術講座「奈良洋画の黎明 大村長府の画業」
講師:松川綾子[奈良県立美術館学芸員]
日時:2025年2月9日(日)14:00~15:00(開場13:30)
会場:奈良県立美術館1Fレクチャールーム(60 名・当日先着順)
◆担当学芸員によるギャラリートーク
日時:2025年1月25 日(土)・3月1 日(土)14:00~(約1時間)
会場:奈良県立美術館 展示室
※いずれのイベントも参加には当日の観覧券が必要。
◇同時開催・ギャラリー展示〈1F/入場無料〉
奈良ゆかりの現代作家展
1. 今西真也 2025年1月18 日(土)~2月16日(日)
2. 赤松加奈 2025年2月18 日(火)~3月9日(日)
開催概要
●イベント名
大和の美 ~古都を彩った絵師たちの競演
●開催期間
2025年1月18日(土)~3月9日(日)
●開催場所
奈良県立美術館(奈良県奈良市登大路町 10-6)
●開館時間
9:00~17:00 ※入館は16:30まで
●休館日
月曜日(ただし 2月24日、3月3日は開館)、2月25日(火)
●観覧料金
一般800円、高校・大学生600円、小・中学生400円