2024/08/07 11:55
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【バンビシャス奈良】イデムディアが「選手兼通訳」に挑戦 新体制発表会の模様をお届け
2024年8月6日、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、バンビシャス奈良は「2024-25シーズン メディア向けチーム体制発表会」を行った。
今年のスローガンは「CHARGE UP(チャージアップ)」
「元気づける•興奮させる」「突進する」「充電する」の意味が、今のバンビシャス奈良に合うと言うことから、このスローガンが選ばれた。
今シーズンは初のプレーオフ進出はもちろん、その先のB2優勝が目標。
ユニフォームについて
デザインコンセプトは「雲外蒼天」。
意味は「雨雲の上には青空が広がっている。努力して困難を乗り越えれば、やがて去って良いことがあるというたとえ。」
ユニフォームのサイドには雲があり、肩より上には空をイメージしたグラデーションがあしらわれている。
困難な状況を乗り越えて、今シーズンは今まで達成できていないプレーオフ進出という、雲の上のステージに行く強い思いが込められている。
選手インタビュー
林瑛司キャプテン
ー今シーズン、キャプテンに任命された経緯教えてください。
林選手「僕がこのチームに残る経緯となったのが、昨シーズンにプレーオフに行けなかったことにあります。プレーオフ進出という目標と覚悟と言う面で、自分からキャプテンがしたいとお願いしました。」
ー9名(うち昨年1人は特別指定選手、うち1人は練習生兼通訳)の選手が残留という形になりました。この点についてはいかがですか?
林選手「小野HCのバスケットを知る選手が多ければ多いほど、チームとして完成するのが早いと思うので、ありがたいです。」
ー奈良県外からもバンビシャス奈良を応援に来るブースターの方いらっしゃると思います。林キャプテンの奈良のおすすめスポット教えてください。
林選手「2シーズン目と言うこともあり、僕もまだまだ奈良を知らないんですが、街並みの素晴らしさやおいしい奈良の食べ歩きを楽しんでいただきたいですね。」
イデムディア・オサセレ選手
ー今シーズンから通訳だけでなく選手としてもバンビシャス奈良で戦います。選手登録された際のお気持ちを教えてください!
イデムディア選手「一昨年から練習生兼通訳として、バンビシャス奈良にお世話になっておりました。小さい時からの夢がかなったのはうれしいですが、次の所属先が決まらず事実上の引退した選手も多く見てきたので、選手になってからが大変だろうなと思います。ここから何ができるのか、存在価値があるのかを改めて示していきたいと思います。」
ー「選手兼通訳」にチャレンジしている方の存在を初めて知りました。
イデムディア選手「B3に自分の知り合いで挑戦している選手が1人いますが、それ以外では確かにあまり聞いたことがないですね。」
ーそれでは意気込みをお願いします。
イデムディア選手「今シーズンから試合に出場できると言うことで、小野HCのバスケットボールの中で、自分の持ち味を出しながら、チームの勝利に貢献できればと思います。」
と語ってくれた。
バスケットだけでなく、スポーツ界でも珍しい「選手兼通訳」。
イデムディア選手がどういう働きを見せてくれるのか?
試合中、彼から目が離せない!
開幕節は入場者数6000人が目標
ホーム開幕節(10月5日、6日)で合計6000人のブースターを集める「プロジェクト6000」を掲げたバンビシャス奈良。
開幕までイベントなどでうちわを配って、まい進していく。
今シーズン、バンビシャス奈良がどういった成績を残してくれるのか楽しみである。