奈良県五條新町に無人カフェ『さかもと養鶏一ツ橋出張所』が登場！こだわり卵のおしゃれスイーツを満喫

重要伝統的建造物群保存地区である五條市の新町通にある「餅商一ツ橋」の跡地に『さかもと養鶏　一ツ橋出張所』がオープンした。

『さかもと養鶏』こだわりの「白鳳卵（はくほうらん）」や、その「白鳳卵」をふんだんに使用したスイーツ、加工食品が販売されている。

店内は無人販売スタイルを採用。

歴史情緒をたたえる静かな街並みを眺めながら、ゆったりとカフェタイムを楽しむことができる。

あたたかな想いがこもった『白鳳卵』を召し上がれ

『さかもと養鶏』は、阪本未優（みゆう）さんと阪本雅（みやび）さんの姉妹が中心となって運営している養鶏場だ。

2015年に父が亡くなったことをきっかけに、それまで全く別の仕事をしていた二人の姉妹が養鶏場を引き継いだ。

養鶏についての知識も無く、ゼロからのスタートを切った養鶏の道は困難を極めたが、二人を支えたのは「亡き父の作った卵を食べてもらいたい」という想い。

そんな姉妹が真摯に養鶏と向き合うことで、徐々にその想いは実を結ぶこととなる。

2016年12月には奈良県の「鶏卵品評会」にて最優秀賞を獲得。

2022年には「にっぽんの宝物奈良県大会・JAPAN大会」に出品した「たまご農家の作ったなかよしディップ」が部門グランプリを受賞。

2023年には全国優良畜産経営管理技術発表会では農林水産大臣賞を受賞した。

二人の父・光志（みつじ）さんが開発したオリジナルの赤卵『白鳳卵（はくほうらん）』は、「より美味しい卵を育てたい」という光志さんの想い、そしてお父さんの卵を信じ、広めたいという二人の想い、そんな想いがこもった卵だ。

現在、この白鳳卵はこちらの『さかもと養鶏一ツ橋出張所』以外にも、県内の各産直や一部スーパー、直営店『さかもと養鶏奈良五條本店』で購入可能。

是非ご賞味いただきたい。

築100年以上の建物をリフォームされた店内。窓からは風情ある小川の流れも楽しむことができる。