2024/06/16 07:00
ぱーぷる編集部(足立亜里寿&喜畑恵太)
奈良観光におすすめ!「スマホ」で使える散策型音声ガイド 「カタルナラ×メグルナラ」を実際に使って散策
『一般社団法人関西イノベーションセンター』と『株式会社Otono』は、位置情報に連動した散策型音声ガイドサービス「おともたび」を活用し、奈良県3エリア(奈良市、橿原市、明日香村)を対象とする周遊イベント「カタルナラ×メグルナラ」をリリースした。
今回は奈良市版を実際に使って「カタルナラ×メグルナラ」の魅力をご紹介。
「カタルナラ×メグルナラ」とは?
各エリアのスポット情報にはガイドブックには載っていない地元の方ならではの内容もあり、奈良県各地の魅力を再発見できるのが「カタルナラ×メグルナラ」。
奈良県内では、寺社仏閣を巡る「ならまち・奈良公園エリア」、江戸時代の情緒と風情が残る「今井町エリア」、日本のはじまりの地を感じる「飛鳥エリア」で開催。
Webブラウザで体験できるサービスにつき、面倒なアプリのダウンロードは不要。
またスポットに近づくと音声も自動で再生されるので、スマホの操作に夢中にならず、景色を見ながらラジオを聴くような感覚で散策を楽しめるのがうれしいポイント。
各スポットでポイントが割り当てられており、たくさん巡れば巡るほどポイントを集めることができる。
貯めたポイントを各エリアのオリジナルグッズと交換して旅の思い出を残そう!
参加方法
①サービスページにアクセス
実施エリアに到着したら該当エリアのマップページにスマホからアクセス!
②散策しながら聞き込み開始
マップページを開いたまま、地図上に表示されているアイコンの近くまで移動すると音声ガイドが自動で開始される。
③ 景品交換場所でオリジナルグッズと引き換え
ポイントが貯まったら、各エリアの景品交換場所へ行こう!
※先着順につき無くなり次第終了予定
【各エリアの景品交換場所】
・奈良市エリア
〒630-8222
奈良市餅飯殿町5 奈良もちいどのビル1F souvenirshop絵図屋
・橿原市エリア
〒634-0812
橿原市今井町2丁目3-5 今井まちなみ交流センター華甍(はないらか)内
・明日香村エリア
〒634-0138
高市郡明日香村村越6-3 飛鳥びとの館内
実際に「カタルナラ×メグルナラ」を使ってみた感想は?
今回は実際に「ならまち・奈良公園エリア」の「カタルナラ×メグルナラ」を使ってみた。
このエリアのみ「周遊型コース」「ルート型コース」の2種類がある(※ポイントが貯まるのは「周遊型コース」のみ)。
「ならまち・奈良公園エリア」はより、ならまちや奈良公園に詳しい「ならどっとFM」「奈良県公認ツアーエキスパーツの会」の協力により作成。
『一般社団法人関西イノベーションセンター』の松谷さんにおすすめの使い方を聞くと
「『周遊型コース』は、サクッとタイパよく奈良の街を巡りたい方におすすめ。また、『ルート型コース』は少し時間はかかるものの、ガイドが横に付いているかのごとく、詳しく説明してくれるので、より奈良を知りたい方々におすすめです。」
とのこと。
時間がなかったわけではないが、今回巡った「奈良のタウン情報ぱーぷる」の足立は、ポイント欲しさに「周遊型コース」を選択。
近鉄奈良駅から一番近いところ『采女神社(うねめじんじゃ)』を目指してスタート。
『采女神社』に到着すると「ピーン」という音が鳴り、音声による説明がスタート。
『采女神社』とは
「右側に、池に背を向けた小さな神社があります。采女神社です。この神社では、悲しい伝説があります。その昔、9世紀の初めのことですが、帝の寵愛を失った天皇に仕える女官が池に身を投げて死んでしまいました。自殺した女官を哀れに思った人々が小さな神社を、池を正面にして建てましたが、女官は、自分の自殺した池を見る悲しみに耐えきれず、一晩で猿沢池と反対の方向を向いてしまったというお話です。現在の猿沢池は、深いところで、1メートルだそうですので、昔はもっと深かったのでしょうか?」
との説明が流れた。
1か所1、2分の説明なので、飽きずに聞けるのがいいところ。
今回は『采女神社』『猿沢池』を巡ったが、30ポイントをゲット!
場所によりもらえるポイント数が違うので、実際に地図を立ち上げてみてみて!
「ならまち・奈良公園エリア」のオリジナルグッズは50ポイントから引き換え可能!
実際に体験を終えて足立は
「普段なら通り過ぎてしまう場所も、1つ1つ意味があることを改めて実感しました。ポイントもすぐ貯まるので、1~2時間の奈良観光にもおすすめです。」
とのこと。
「ならまち・奈良公園エリア」だけでなく、飛鳥、橿原エリアも回って奈良を楽しもう!