2024/06/04 21:00
ぱーぷる編集部(松石)
河合町の古民家で営むハンドメイド&ヴィンテージ雑貨店『とき。暮らしとvintage』
法隆寺ICの近く、築100年ほどの古民家をリノベーションした和カフェ『邂逅(かいこう)』。
その古民家の一部を間借りして、ハンドメイド&ヴィンテージ雑貨店『とき。暮らしとvintage』が2024年1月にオープンした。
店内にはハンドメイド雑貨とヴィンテージ小物が多数ディスプレイされている。
一つ一つ丁寧に手づくりされたオーガニックテイストの雑貨や、時の流れの中でもその魅力を失わず、かつ風合いを緩やかに増していくヴィンテージ小物が、築100年という古民家のロケーションとマッチして、趣豊かな独特の世界観を作り上げている。
個性が光るハンドメイド&驚き価格のヴィンテージ
店内のロケーション・空気感の味わい深さもさることながら、驚かされるのは各アイテムの値段設定の安さだ。
ものによっては一桁間違えているのだろうかというようなアクセサリーや小物類もちらほら。
最新作(取材時)。涼しげなガラスのブレスレット。
パールイヤリング 3960円(税込み)
自然美と感性が融合するドライフラワー
リングをあしらったドライフラワー 1800円(税込み)
立体感のある大きめのドライフラワー 5280円(税込み)
自然本来の美しさと作家の個性が混ざりあうドライフラワーはそれぞれが完全に一点物。
同じ種類であっても一つ一つ形の違う草花を、作家・辻野さんの感性で立体的なブーケに仕上げている。
ドライフラワーは徐々に色あせていくのも魅力の一つなので、数年単位の長期間飾り続けることも可能だ。
人と人、想いと想いが出会いつながり、時間を超えた魅力を伝える場所
この場所でオープンしたきっかけは昨年『邂逅』で開催されたマルシェイベント。
出店場所として用意された同スペースを気に入り、間借りすることにしたのだとか。
このお店を運営している『GREEN MAGIC』は、木工製作の辻野勝久さんと、ハンドメイド作家の辻野沙織さんのご夫婦によるチーム。
勝久さんは里山保全活動も行なっており、ドライフラワーに使われている草花の採取も勝久さんによるものだ。
ちなみに母屋の屋号となっている「邂逅」とは、「人と人だけでなく芸術や思想などが出会う」という意味の言葉だ。
自然を想う心と手工品のデザイン性、ヴィンテージ小物の普遍的魅力と古民家の持つ風情がまさに「邂逅」した『とき。暮らしとvintage』は、時代を超越した人の想いが織りあい、重なり合い、訪れる人の感性を優しく刺激してくれることだろう。
『とき。暮らしとvintage』の公式インスタグラムはコチラ(店舗情報もこちらでチェック!)
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