2024/04/28 12:01
ぱーぷる編集部
【奈良クラブ】終盤に追いつかれドローに終わる
ⓒNARA CLUB
2024年4月27日(土)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはアウェーでY.Y.S.C.C.と対戦し、1-1の引き分けに終わった。
リードを守れず
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奈良は序盤、攻め込まれるが、堅い守りでゴールを許さない。
奈良は72分、岡田優希選手が放ったシュートが一度が相手GKに弾かれるが、こぼれ球を百田真登選手が押し込み先制ゴールを挙げる。
しかし85分に奈良はゴールを決められ1-1の引き分け。
この試合も終盤に追いつかれる惜しいゲームとなった。
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フリアン監督コメント
「攻撃面、守備面、メンタル面の3つに分けてお話します。攻撃面では我々にとって最高の試合とは言えませんでしたが、得点シーン等特に後半はいくつか興味深い点がありました。前半はスペースを見つけることに苦労したが、相手の5バックの裏をつく機会は少なかったです。前半、一度嫁阪選手が裏に抜け出してボールを受けた時には相手のイエローカードを誘発することが出来た。そういったプレーをきっかけに5バックのディフェンスはジャンプした瞬間の後ろのスペースをついていくことが有効だというところに対して、後半上手くいった。百田選手のゴールで終わった岡田選手へのマルク選手へのパスも非常に良かった。そういった優位性を持ったスペースをみつけることに成功しそれを使っていましたが、一方でそのスペースを使ったことでチームが2つに分かれてしまい、切り替えが多く生まれピンチの時間が増えたことにより最終的に失点してしまった。ここまで攻撃の分析として続いて守備の分析に入っていきます。
空いているスペースに対してディフェンスがカバーリングを頑張ってくれたことによってゴールライン上で失点を免れることができましたし、当然監督としては、チームがオーガナイズが崩れることは好ましくありませんが、最終的にディフェンスの頑張りによって失点を防げたことを関して彼らの頑張りを評価しなくてはいけない。
先ほど話したようにプレー面では最高の試合ではなく、それが勝利に繋がりませんでした。しかしメンタル面に関してはチームはより強かったのですぐに勝利の流れを引き寄せてくれるでしょう。この厳しい時期においてキャプテン達はメンタル面の強さを示してくれていますし、彼ら3人ともプレーすることができメンタル面でチームを助けてくれました。我々は今勝利が難しい流れの中にいますが強くメンタリティを持つことでのみこの流れから抜け出すことができます。
また堀内選手もその面で際立っていました。
プレーの組み立てだけでなく非常にハングリーで競争力があり、ボールを失った時でも相手に渡すことはありませんでした。」(奈良クラブnoteより)
次節は2024年5月3日(金)、ホームで今治と対戦。
子どもたちが楽しめるイベントもあり。
奈良クラブの熱い戦いに期待したい。
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