2024/04/12 07:00
ぱーぷる編集部
「シャクナゲ」の開花が始まった飛鳥の花の寺「岡寺」。GWには「天竺牡丹」が楽しみ!
奈良県明日香村の岡寺は、飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻む古刹。
1年を通して四季の美しい景色を見せてくれる「花の寺」としても知られ、春、桜の後には約3,000株のシャクナゲが境内を彩る。
重要文化財の仁王門周辺、本堂へと続く階段、本堂周辺など、境内のあちらこちらでシャクナゲのピンクの大きな花が参拝者の目を楽しませてくれる。
とくに『シャクナゲの道』と呼ばれる奥の院参道は見事。参道脇の斜面一面に美しいシャクナゲが咲き誇り、はなやかなピンクに囲まれておまいりできる。
岡寺公式Instagramによると、2024年4月10日、シャクナゲが咲き始めたとのこと。
住職が約30年もの歳月をかけて植えたシャクナゲ。
参拝する方のきっかけづくりに始めた行動が、今年も美しく花を咲かせている。
GWは天竺牡丹(ダリア)が参拝者をお出迎え
近年全国に広がる花手水のさきがけとも言われ、季節ごとに工夫を凝らした美しい華の池や華手水舎が見られるのも岡寺の魅力。
2024年GW期間中は、仁王門を入ってすぐの池や手水舎や鉢に天竺牡丹(ダリア)が浮かべられ、参拝者を出迎えてくれる。
色とりどりの天竺牡丹(ダリア)はとにかく華やかでフォトジェニック。GWの思い出に、おまいりの記念に、すてきな写真をたくさん撮ろう。
岡寺 春の特別拝観
2024年4月1日(月) ~ 2024年6月30日(日)
普段は非公開の『本堂内々陣御扉』が特別開扉され、重要文化財に指定されている日本最大の塑像、本尊如意輪観音菩薩様を間近で拝観できる。
美しい花とあわせて、貴重な仏様や寺宝を拝観して春の岡寺を満喫しよう。