2024/04/23 12:00
ぱーぷる編集部(足立亜里寿&喜畑恵太)
【リニューアルオープン】奈良県初!DX化された博物館が誕生!「二上山博物館」でデジタル展示を体験してみた
2024年4月から奈良県香芝市二上山博物館がリニューアルオープン。
最新のデジタル技術を体感できる施設へと生まれ変わった。
二上山博物館の特徴
二上山博物館は、「二上山と3つの石」をメインテーマとする展示施設。
展示物は約5,500点あるが、元は石の展示物が中心で、岩石の成り立ちや具体的な人間活動がイメージしづらいといった課題があった。
そこで、1992年の開館以来、初の大規模なリニューアルを行い、デジタル技術を活用した博物館として生まれ変わった。
博物館全体をDX化したのは奈良県内で初めてとなる。
AR箇所は全部で14か所
中でも注目が14か所のARポイントが誕生したこと。
「AR」とは拡張現実を意味し、現実世界での体験にデジタル情報を重ね合わせ、あたかも実存するように見える技術のことである。
例えば『尼寺廃寺跡』は基壇だけが現存している。
これにARを使うことにより、尼寺がどのように建てられたかや、どのような建物が建っていたかが理解しやすい。
二上山博物館では、ARを自身のスマホでも楽しめる他、タブレットの貸し出しを行っている。
大迫力のマッピングシアター
また、新たに誕生したのが「二上山マッピングシアター」。
奈良県と大阪府にまたがる二上山。
1500万年前に噴火した二上山の様子をマッピングシアターで体験できる。
リアルな映像と地鳴りなどの効果音を組み合わせたことで、臨場感ある体験ができるのが特徴。
様々な進化を遂げた二上山博物館。
みなさんもぜひ訪れてみては?
二上山博物館概要
●住所
奈良県香芝市藤山一丁目17番17号
香芝市文化施設ふたかみ文化センター1階
●開館時間
9:00~17:00
(入館は16:30まで)
●休館日
毎週月曜日
(ただし、月曜日が祝日の場合はその翌日)
●電話番号
0745-77-1700
※取材当時の情報