2024/04/01 12:00
ぱーぷる編集部
【奈良クラブ】一時は逆転するも「最後の最後」に追いつかれ痛い引き分け
ⓒNARA CLUB
2024年3月31日(日)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはホームでツエーゲン金沢と対戦し、3-3で引き分けた。
ATに失点し引き分け
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奈良は18分に先制されるが、すぐさま反撃。
39分に岡田優希選手からのクロスを嫁阪翔太選手が体勢を崩しながらも頭で押し込み同点に追いつく。
奈良は54分に再びゴールを決められるが、58分に奈良県のアスペガス生駒FC出身の下川陽太選手のクロスを嫁阪選手がまたもや頭で合わせ2-2の同点に追いつく。
奈良は65分、下川選手のクロスを今度は百田真登選手が頭で合わせ逆転に成功。
このまま粘り込みたい奈良だったが、ATに追いつかれ3-3。
ホームで勝ち点3を得ることができなかった。
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フリアン監督コメント
「非常に痛い問題を抱えていると思います。3試合で終了間際に勝ち点を失っていることは非常に痛手です。特に前節の讃岐戦では相手シュートが少ない中でのPKでの失点でしたし、今日のゲームも後半でのコーナーキックで失点してしまった。プレーを見返しましたが非常に難しい体勢で、ディフェンスも悪くなかったのですが結果的にGKにとって難しいボールになりゴールを決められてしまった。難しい流れでした。監督としても非常に難しい時間を過ごしている自覚がありますが同時に落ち着いています。なぜならサッカーというのは流れが変わっていくものですし、この終了間際の時間以外では良いプレーが出来ている部分もあるので、それが安心している要因です。心配していませんし、自分たちが改善出来る部分に集中し改善を続けていくこと、自分たちのポテンシャルに注目していく必要があると思います。ポジティブな面では今日は関口智也選手が16歳でJリーグデビューしたこと。ファンサポーターのみなさまも、クラブも誇りに思っていいと思います。3ゴールをあげている百田真登選手や、國武勇斗選手という彼ら若い選手がデビューしていることをポジティブに捉えています。彼らは今後さらにJ3の舞台での出場時間を伸ばしていかないといけないと思いますが、彼らの貢献をみていると今後を非常に楽しみに思っています。奈良クラブが若い選手のプラットフォームとなっていることを誇りに思いますし、続けていきたいです。」(奈良クラブnoteより)
次節は2024年4月6日(土)、アウェーでテゲバジャーロ宮崎と対戦。
課題を修正し、勝ち点3獲得を期待したい。