2024/04/22 18:00
ぱーぷる編集部
「東大寺」の今と昔が分かるツアー 帝塚山大学附属博物館長と歩く「東大寺山堺四至図」
(「東大寺山堺四至図 模写本」奈良女子大学所蔵)(写真はすべてイメージ)
2024年5月12日(日)に「帝塚山大学附属博物館長と歩く『東大寺山堺四至図』」ツアーが行われる。
東大寺山堺四至図(さんかいししず)とは?
「東大寺山堺四至図(さんかいししず)」とは創建(728)後間もない756年に作成されたという東大寺の寺域を示す図のことである。
往時の東大寺に思いを馳せ、帝塚山大学附属博物館の清水昭博館長と一緒に「東大寺山堺四至図」を巡る!
プランの魅力
東大寺南大門
「東大寺山堺四至図」には、大仏殿やかつてあったとされる東塔などが描かれている一方、東大寺の正門である南大門が描かれておらず、現在とは異なる境内の姿が推測されている。
写真提供:空海寺
また、東⼤寺の末寺で弘法⼤師空海が創建した空海寺は、2003年の庫裡(くり)の⼯事に際して⾏われた調査で、東⼤寺の造営に関わる鋳造遺構が⾒つかった。
この調査を⾏ったのが、今回の講師・清⽔館⻑。
発掘調査時の貴重な話が聞けるチャンス。
講師・ガイド紹介
◆清水 昭博(しみず あきひろ)
1966年、宮崎県生まれ。
大学卒業後に奈良県立橿原考古学研究所に勤め、十数年間、奈良県内にある多くの遺跡(飛鳥の宮殿や法隆寺、東大寺など)の発掘調査や博物館の展示に携わる。
現在、帝塚山大学文学部日本文化学科教授。
また、古瓦の所蔵では東アジア有数である帝塚山大学附属博物館の館長も務める。
プラン概要
●プラン名
帝塚山大学附属博物館長と歩く「東大寺山堺四至図」
●旅行代金
2,500円(講師・ガイド料含む)
※大人子ども同額
●出発日
2024年5月12日(日)
●行程
13:30 春日大社表参道バス停集合・受付…荒池…東大寺南大門…東塔跡…千手堂跡…正倉院前…空海寺…転害門 16:30頃 現地解散
(凡例 「…」徒歩)
※徒歩距離約4.5キロ
●予約締切
出発日の7日前の17:00まで
(7日前が土日祝日の場合は、直前の営業日が予約の締め切り日となる)
●募集人員
20名(最少催行人員8名)