2024/04/05 07:00
ぱーぷる編集部
【2024】奈良県「桜情報」 「吉野山」「高見の郷」などスケールの大きい「おすすめ桜名所・見どころ」ガイド【吉野エリア編】
近年、早くなっている桜の開花。奈良の桜も例外ではありません。
まさに見頃を迎えているスポットも。
ぜひ奈良の吉野山をはじめとする「吉野エリア」の桜スポットの見どころをチェックしてお花見におでかけください!
ご紹介する桜スポットはこちら。
◆吉野山(よしのやま)【吉野郡吉野町】
◆金峯山寺(きんぷせんじ)【吉野郡吉野町】
◆高見の郷(たかみのさと)【吉野郡東吉野村】
◆さくら通り(さくらどおり)【吉野郡川上村】
◆下北山スポーツ公園(しもきたやますぽーつこうえん)【吉野郡下北山村】
◆ナメゴ谷(なめごたに)【吉野郡上北山村】
◆吉野山(よしのやま)【吉野郡吉野町】
日本きっての桜の名所、吉野山。奈良の桜といえば、吉野山を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
約1300年前、修験道の開祖 役行者が感得した蔵王権現のお姿を桜の木に刻みお祀りをしたことから、桜はご神木とされ、ご本尊への信仰の証として植え続けられ、地域の人々の手で守られて来ました。
現在はシロヤマザクラを中心に約3万本の桜が山一面を覆いつくします。
桜の密集地は下千本、中千本、上千本、奥千本とエリア分けされており、山裾から山上へと順に開花していきます。例年4月上旬から末にかけて、長く見頃を楽しむことができるのも吉野山の特徴のひとつ。
見頃の遅い奥千本エリアでは、西行庵周辺の桜がおすすめです。
◆金峯山寺(きんぷせんじ)【吉野郡吉野町】
日本有数の桜の名所、吉野山の尾根上に高くそびえる金峯山寺。
春、金峯山寺の境内では、吉野山のシンボルともいえる国宝「蔵王堂」の正面に四本桜(よもとのさくら)が美しく花を咲かせます。荘厳さと華やかさが相まって、それはそれは見ごたえのある光景です。
妙法殿三重塔周辺の桜も一見の価値あり!幻想的な雰囲気で、フォトジェニックな写真が撮れるスポットとして人気です。
吉野山全体が桜で色付く中、遠くに蔵王堂を望む景色もまた絵になります。
◆高見の郷(たかみのさと)【吉野郡東吉野村】
高見山の近く、標高650mの丘に、シダレザクラが1000本余り。ほかに類を見ない絶景が見られる東吉野村の「天空の庭 高見の郷」。
2004年にオープンした施設で、今ではその素晴らしい景色を一目見ようと県内外から多くの人が訪れる桜の名所です。
標高が高いため、見頃は市街地よりも少し遅く、例年4月上旬から中旬頃。
「千年の丘」から見下ろす一目千本のしだれ桜は、まさに「天空の庭」の名にふさわしい絶景。
晴れた日には、春の光に桜のピンクが映え、感動ものの美しさ。レンギョウの黄色や雪柳の白も素敵なアクセントになっています。
◆さくら通り(さくらどおり)【吉野郡川上村】
奈良県吉野郡川上村の知る人ぞ知る人気スポットが村道西河・東川線、別名「さくら通り」。
吉野町から国道169号線を通って村へ入ってすぐ、国道の対岸には、川沿いに美しい桜並木が約1.3㎞も続き、村を訪れる人たちを華やかに出迎えてくれます。
この桜は、村の小学生が卒業記念に植樹をして、育ったもの。
美しい川、山、そして桜のコントラストがなんともいえず美しい。心癒される壮大なパノラマは必見です。
◆下北山スポーツ公園(しもきたやますぽーつこうえん)【吉野郡下北山村】
早めに咲き始めることで有名な下北山スポーツ公園の桜。
2024年は4月1週目ですでに満開を迎えています。
雄大な自然に抱かれ、抜群の開放感。ぽかぽかの日差しのなか、公園の入り口からずらりと咲く桜並木や、池の水面に映る花影を眺めながらのんびりとお花見しましょう。
キャンプ場や宿泊施設、天然温泉などもあり、カップルから大人数の旅行まで幅広く楽しめるおすすめのスポット。
夜にはライトアップもあり、水面にゆれる夜桜も堪能できますよ。
◆ナメゴ谷(なめごたに)【吉野郡上北山村】
奈良県南東部に位置する自然豊かな村、吉野郡上北山村。
壮大なスケールの自然が楽しめるスポットが数多くあるが、桜の季節に行ってみてほしいのは「ナメゴ谷」。
針葉樹の中、尾根筋だけ山桜をはじめとした広葉樹が残されているため、その見た目が昇り龍のようだと言われている。春には桜のピンクの龍が見られる、知る人ぞ知る桜の絶景スポット。
一番の撮影ポイントは道路番号64番が目印。
道が細いので通行には気をつけよう。