2024/03/31 07:00
ぱーぷる編集部
【2024】「橿原神宮」「長谷寺」「大神神社」など 「奈良のおすすめ桜名所・見どころ」ガイド【橿原市・桜井市・大和高田市・明日香村・田原本町編】
近年、早くなっている桜の開花。奈良の桜も例外ではありません。
まさに見頃を迎えているスポットも。
ぜひ奈良の「橿原市・桜井市・大和高田市・田原本町」の桜スポットの見どころをチェックしてお花見におでかけください!
ご紹介する桜スポットはこちら。
◆橿原神宮(かしはらじんぐう)【橿原市】
◆藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)【橿原市】
◆大神神社(おおみわじんじゃ)【桜井市】
◆安倍文殊院(あべもんじゅいん)【桜井市】
◆談山神社(たんざんじんじゃ)【桜井市】
◆長谷寺(はせでら)【桜井市】
◆高田千本桜(大中公園)(たかだせんぼんざくら おおなかこうえん)【大和高田市】
◆唐古・鍵遺跡史跡公園(からこ・かぎいせきしせきこうえん)【磯城郡田原本町】
◆石舞台古墳(いしぶたいこふん)【高市郡明日香村】
◆橿原神宮(かしはらじんぐう)【橿原市】
日本の第一代天皇である神武天皇が即位した橿原宮の宮址に建ち、日本建国の地として知られる奈良県橿原市の「橿原神宮」。
約53万㎡もの広大な敷地内には、季節の花々が咲き誇り、春には愛らしく咲く桜が鮮やかに境内を彩ります。
広大な敷地に咲く桜のなかでもおすすめのスポットは、深田池周辺。
あたたかい日差しの中、池には水鳥が優雅に泳ぎ、池を囲むように桜が咲き誇ります。
その平和な光景に心がほっと癒されます。
◆藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)【橿原市】
奈良県橿原市にある藤原宮跡。
宮跡内の花園では、地元の方々により春から秋にかけてさまざまな花が植栽され、春には約250万本もの菜の花が満開になります。
菜の花だけでも圧巻の風景ですが、タイミング良く周辺の桜とともに満開を迎えれば、さらに絶景!
一面に広がる菜の花の絨毯とそれを囲むように咲く桜、そして背後には大和三山。藤原宮跡だけでしか見られない景色です。
花と歴史ロマンあふれる地、藤原宮跡で思い切り春を堪能しましょう。
◆大神神社(おおみわじんじゃ)【桜井市】
日本最古の神社と言われる奈良県桜井市にある大神神社。三輪山そのものをご神体とするパワースポットとしても知られています。
春には、境内全体にいろんな種類の桜が点在する人気の桜のスポットに。種類によって見頃が少しずつずれるので、長い期間にわたりお花見を楽しむことができます。
拝殿の北西側に位置する小高い丘が展望スポット「大美和の杜展望台」からの眺めは必見!
華やかに咲き乱れる桜越しに大神神社の大鳥居・大和三山・二上山・葛城山系が眼前に広がり、東側には御神体の三輪山を間近に見ることができます。
◆安倍文殊院(あべもんじゅいん)【桜井市】
奈良県桜井市の安倍文殊院は645年に創建された日本最古に属する寺院。
春になると、約500本ものソメイヨシノが参道から本堂、更には金閣浮御堂の建つ文殊池へ、そして晴明堂が建つ展望台へと続き、境内全体が桜で彩られます。
和の美しさを存分に堪能できるのが、金閣浮御堂の建つ文殊池。池の周りが桜で埋め尽くされ、水面に桜が映りこむさまは一句詠みたくなる美しさです。
満開を過ぎた頃に、金閣浮御堂に降り注ぐ桜吹雪もまた美しい。
◆談山神社(たんざんじんじゃ)【桜井市】
秋の紅葉をはじめ、四季を通じて奥ゆかしい風情をたたえることで有名な桜井市にある談山神社。
桜の時期には、奈良県景観資産である木造檜皮葺十三重塔と桜との調和が特に美しく、しみじみと趣深い風景となります。
眺望の素晴らしい高台に立つ薄墨桜(エドヒガンザクラ)は、なんと樹齢約600年。桜井市指定文化財、天然記念物にも指定されている貴重な桜は必見です。
桜が見頃の土日には夜桜ライトアップも。
昼と夜、違った表情で魅せてくれる談山神社の桜を楽しんでくださいね。
◆長谷寺(はせでら)【桜井市】
ぼたんや桜の名所として知られ、別名「花の御寺」とも呼ばれている奈良県桜井市にある長谷寺。
春には約1,000本もの桜が広い境内を艶やかに彩り、「花咲かば堂塔埋もれつくすべし」と高浜虚子が詠んだように、本堂や山内の堂塔伽藍は桜に包まれ、その眺めは壮観の一言。
桜の種類もシダレザクラ、ヒガンザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど多種多様。濃淡の違うピンクがグラデーションとなって美しさも格別。
舞台造りの代表建築で国宝でもある本堂の舞台から山内を眺めると、まるで桜の雲に乗っているような気分を味わえます。
また、桜と合わせて、本尊大観音特別拝観や本坊大講堂特別拝観もお楽しみください。
◆高田千本桜(大中公園)(たかだせんぼんざくら おおなかこうえん)【大和高田市】
高田千本桜は、大中公園を中心に、高田川沿い約2.5kmにわたり見事な桜並木が続く奈良県内でも有数の桜名所です。
その桜の多くは昭和23年に、市制施行を記念して植樹されたもの。大和高田市とともに育ってきた千本桜は樹齢75年を超え、年々見事な花を咲かせています。
3月下旬から4月上旬の18:00~21:00まで、桜のライトアップ及びぼんぼりの点灯が実施され、夜桜を堪能することができます。
ライトアップされた桜が暗い水面にゆれる光景は幻想的な美しさ。
◆唐古・鍵遺跡史跡公園(からこ・かぎいせきしせきこうえん)【磯城郡田原本町】
奈良盆地の中央 田原本町にある唐古・鍵遺跡史跡公園は、弥生時代の集落遺跡である「唐古・鍵遺跡」を整備した公園で、当時の景観を肌で感じることができます。
公園内の中心にある唐古池には、池の周り約500mに桜が植えられており、春になると綺麗に咲き誇った桜並木が壮観。
例年、桜の見頃を迎える時期に開催される「さくらまつり」。2024年は3月26日(火)~4月4日(木)開催です。
さくらまつりの期間中は唐古池周りがライトアップされ、昼間の華やかな公園とはまた違う幻想的な夜桜を楽しめます。土日にはキッチンカーや屋台もでるので食と桜を満喫してくださいね。
◆石舞台古墳(いしぶたいこふん)【高市郡明日香村】
奈良県明日香村の「石舞台古墳」は、蘇我馬子の墓と伝えられ、日本最大級の横穴式石室を持つ飛鳥を代表する古墳のひとつ。
春には、古墳を囲むように約60本の桜が美しく咲き誇り、多くの人を魅了します。
迫力ある巨石と華やかな桜の対比は一見の価値あり!
また、毎年桜の開花状況にあわせて、ライトアップされるので、夜もおすすめ。
昼間ものびのびとした開放的な花見が楽しめますが、闇に浮かぶ石舞台と桜の淡い色彩がとても神秘的な雰囲気を醸し出します。