2024/02/29 12:05
ぱーぷる編集部
【奈良県のレア・定番日本酒】「ワイングラス」で楽しんでみて!「レア酒」はワインユーザーや日本酒ビギナーにもおすすめ!【倉本酒造株式会社】
奈良県の酒蔵ごとの「レア&定番日本酒」を紹介する企画。
今回は奈良県奈良市にある『倉本酒造株式会社』をご紹介。
酒蔵紹介
日本清酒発祥の地・奈良。
氷室跡が多く残る北東山間部の大和高原、標高約500mの厳冬の地・都祁(つげ)に、倉本酒造はある。
寒暖差の大きいこの地で良質な稲を育て、自社の山で採取される山水を汲む……。
1871年の創業から今日に至るまで、倉本酒造は、地の利を活かした酒造りを行ってきた。
代々大切に手入れしてきた裏山。
その地層でゆっくりと濾過された甘みのあるやわらかな山水は、この蔵だけのもの。
この山、この水こそが、倉本酒造の礎。
素材や自然の声を聞き、手間と時間をかけ、ゆっくりと菌を導き醸される酒は、地元を中心に愛されてきた。
その伝統を継承しながら、この土地、この蔵だからできる日本酒の新たなスタンダードを目指して。
日本酒は、もっと自由になれる。
倉本酒造は、そう信じて、日々五感を研ぎ澄ませ、真っ直ぐに酒と向き合っている。
◆レア酒
KURAMOTO SE 720ml2,750円(税込)
倉本酒造が醸す、日本酒の新しい香りを表現したお酒。
お米の種類や精米歩合、麹歩合、酵母の選択など、試行錯誤の末にたどり着いた、日本酒の新しいスタンダードを提案してくれる日本酒だ。
ライチやマスカット、グレープフルーツが融合したのような華やかな香り。
白ワインのソービニヨンブランや、クラフト系の一部のビールに含まれている、キリっと爽やかな青い香りで、ワインユーザーや日本酒ビギナーの方にも楽しんでほしいお酒だ。
ワインなのか?日本酒なのか?冷やしてワイングラスに注ぎ、目を閉じてゆっくり感じてみて!
飲み口は、爽やかな酸味とバランスのよい甘さが口の中に広がりつつ、後口はスッとキレがある。
◆定番酒
純米酒 倉本 クランジ 720ml1,760円(税込)
「酒造りは米作りから」の考えの下、自家田の酒米と裏山の山水を使用し低温でゆっくりと醸した品。
「クランジ」とは蔵の地を醸している事を意味する。
口に含むと少しフルーティな香りを楽しめ、酸味が後口をすっきりさせてくれる。