2024/02/07 20:00
ぱーぷる編集部(松石)
【新店】豆から作る「チョコレート店」が生駒駅前に登場【Many Cacaos, Many Minds(メニー・カカオズ、メニー・マインズ)|奈良県生駒市】
近鉄生駒駅 南側ロータリーすぐ、IKOMA South Mall(イコマサウスモール)内にチョコレート店『Many Cacaos, Many Minds(メニー・カカオズ、メニー・マインズ)』がオープンした。
豆からチョコレートを作って販売
ブラジルやウガンダ、インドなど各産地のカカオ豆を使ったチョコレートを販売。
さらに、カカオ豆からチョコレート製品になるまでの全工程を店で行なう「ビーン・トゥ・バー」を採用。
カカオ豆の選別、粉砕、焙煎 、チョコレートへの加工から 製品の梱包まで、全てを店内で行なう。
チョコレートのレシピ開発は、東京・世田谷の人気店『Pâtisserie Kyohei Mikami (パティスリーキョウヘイミカミ)』のパティシエ 三上恭平氏が務めたという本格派だ。
試食では複数種類のチョコレートを産地、カカオ含有率(70パーセントor100パーセント)のみの情報でテイスティング。
先入観なしで味わってもらい、気に入ったチョコレートを選んでもらう。
店舗で販売しているすべてのバー(板チョコ)が試食可能。
お客様それぞれの感性を大切にしており、店名の『Many Cacaos, Many Minds』も、英語の「many men, many minds(意:十人十色)」という言葉をアレンジしたものとなっている。
デザイナーがそれぞれのチョコレートを事前情報なしで食べた時に感じたインスピレーションで描いたイラスト。このイラストは各チョコレートのパッケージにも使用されている。
ブラジル産カカオ豆を使ったガトーショコラ。写真でもわかる通り非常に密度が高い。3月14日以降は販売だけでなく、カフェ営業も開始。その際には“燻製した”ガトーショコラも味わえるという。非常に興味深い。
カカオの香りで生活を豊かに
「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみないと分からない」。
映画『フォレスト・ガンプ』で、主人公フォレストの母親が障がいを持った息子に語り掛ける台詞だ。
この映画のストーリー全体を象徴する台詞となっており非常に印象深い。
「人生はチョコレートの箱」、逆説もまたしかり。
チョコレートは人生のようなものであり、食べてみるまで分からない。
そして食べること(=新しい出会い)によって、人生という箱はよりヴァラエティーに富んだ楽しいものとなる。
訪れた人それぞれの生活に香ばしいカカオのエッセンスを足してくれるこのお店、ぜひ一度お試しいただきたい。
Many Cacaos, Many Minds.
- 住所/奈良県 生駒市元町 1丁目3-4
- 電話/-
- 営業時間/午前11時~午後6時
- 定休日/月
- 駐車場/なし