2024/02/17 11:00
ぱーぷる編集部
【奈良のレア・定番日本酒】レア酒は「墨アーティスト」の「稲乃花」 定番は「黒松稲天」【稲田酒造合名会社(いなだしゅぞうごうめいがいしゃ)】
奈良県の酒蔵ごとの「レア&定番日本酒」を紹介する企画。
今回は天理市にある『稲田酒造(いなだしゅぞう)』をご紹介。
◆レア酒
稲乃花 月白 720ml 1,210円
2020年杜氏に黒瀬氏を招き入れ、創業当時のブランド「稲乃花」を特約店限定酒として復活。
ラベルデザインは、奈良在住で墨アーティストとしても活躍されている「イマタニタカコ」さんの作品となっている。
実際に搾られたお酒を飲んだイメージを作品として表現し、味わいに合う色のチョイスもイマタニさんが手がける。
食中酒として究極の地酒を目指している。
香りは比較的穏やか。
口当たりには瑞々しさがあり、しっとり。
キレも良く、どんな食事にも合わせやす仕上がりとなっている。
◆定番酒
黒松稲天 大吟醸 720ml 3,300円
その土地の酒米で大吟醸を造りたいという想いの下、奈良県天理市産「吟の里」を高精白し醸造。
しっかりとした酸が味わいを引き締め、吟醸特有の透明感が際立つ逸品。
香りは穏やかだが、しっかりとエキス感もあり、冷酒だけではなく、ぬる燗でもおすすめできるお酒。
稲田酒造合名会社とは?
日本最古の道、山の辺の道、数々の歴史・文化遺産を有する天理。
自然豊かなその地にて明治10年創業より土地の水、土地の米、土地の人にこだわる清酒「黒松稲天」「稲乃花」「氷室のさと」を醸す清酒製造業を営み、副産物である上質な酒粕、新鮮野菜で漬け込む奈良漬も製造販売している。