2024/01/11 12:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】強敵熊本に2連敗も後半戦に向けてチーム力アップに刺激となったゲームに
2024年1月6日、7日、バンビシャス奈良は熊本県立総合体育館で熊本ヴォルターズと対戦。
6日は66-87、7日は59-74で連敗となった。
バンビシャス奈良 66-87 熊本ヴォルターズ(2024年1月6日)
©Bリーグ
1Q、新年最初の試合は立ち上がりから厳しい展開となった。奈良は最初の5分間で2本のフリースローと、シャキール・ハインズ選手のレイアップで4得点のみに抑えられてしまう。このクォーターは熊本に最大16点差を広げられるも、終盤の連続得点で盛り返し、21-30と9点差まで縮めることに成功する。
2Q、石井峻平選手の3Pシュートが成功し、奈良がこのクォーター最初の得点をあげる。その後、中盤にかけて奈良がキャメロン・ジャクソン選手、ハインズ選手、石井選手の得点で8点のランに成功し、5点差に詰め寄る。しかし、終盤に熊本に9点のランを許してしまい、53-36と17点ビハインドでハーフタイムへ。
3Q、笠井康平選手のアシストパスを受けたシェイク・ムボジ選手がバスケットカウントを得ると、今度は同じく笠井選手のパスを受けたハインズ選手がダンクを成功させるなどインサイドで活躍。すると、本多純平選手がコーナー付近からショットクロックギリギリでのタフショットを成功。さらに林瑛司選手、ハインズ選手が3Pシュートを成功させ熊本に迫る。しかし、終盤にジャクソン選手がこの日2つ目となるアンスポーツマンライクファウルを宣告され、退場に。54-75と点差をさらに広げられ最終クォーターへ。
4Q、4ファウルのムボジ選手、2Qと3Qをフル出場したハインズ選手を休ませるために、奈良は日本人選手のみで戦う時間が続く。その間、外国籍選手に代わって出場した三森啓右選手、藤髙宗一郎選手がそれぞれしっかりと得点をあげ、役割を果たす。最終クォーターでのスコアはイーブンに持ち込むも、それまでに開いた点差を埋めることはできず、66-87で敗戦。
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小野秀二HCコメント
「チーム熊本のゲームへの入り方が素晴らしく、うちが受けてしまって、彼らのやりたいオフェンスをすべてやらせてしまったことが、今日一番の反省材料です。2Q以降は、我々も得点を取れた時間帯もありましたし、ディフェンスもしっかりできたと思いますが、とにかく1Qがすべてでした。」
バンビシャス奈良 59-74 熊本ヴォルターズ(2024年1月7日)
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1Q、奈良は前日の試合でアンスポーツマンライクを2度宣せられたジャクソン選手が、出場できず、外国籍選手2名での戦いとなった。序盤から中盤にかけて互いに点を取り合う競った展開が続いたが、終盤にかけて熊本に10点のランを許してしまう。さらに、奈良はこのクォーターのフィールドゴール成功率を23.5%に抑えられ、16-24で熊本にリードを許して終える。
2Q、古牧昌也選手のアシストパスを受けた柳川幹也選手がコーナーからの3Pシュートを決め、最初の得点をあげる。その後、ハインズ選手の連続得点で点差を2点に縮める。その後は、熊本に点差を広げられるも、古牧選手が3Pシュートを成功させ、残り3分あまりの時間で再び2点差と熊本に肉薄する。しかし、その後は奈良のミスが続くと、熊本に11点のランを許してしまい、32-45と点差を広げられてハーフタイムへ。
3Q、ムボジ選手がフリースローレーンの位置からバックドアを狙った本多選手へアシスト。ハインズ選手の3Pシュートや、古牧選手のディフェンスを抜いてからのミドルショットが決まり、このクォーターは48-60と1点縮めることに成功。
4Q、古牧選手のスティールしたボールをチームで繋ぎながら、最後は古牧選手が3Pシュートを成功。その後はオフェンスリバウンドを制したムボジ選手の豪快なボースハンドダンクで点差を7に縮める。しかしそこからさらに点差を縮めることができず、最後は石井選手がドライブからのアタックで得点をあげたが、59-74で敗戦。
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小野秀二HCコメント
「外国籍選手が2人という中で、前半はベンチプレーヤーが、とくに三森(啓右)あるいは柳川(幹也)がプレータイムを得て、いい働きをしてくれたと思っています。逆転まではいけませんでしたが、ベンチプレーヤーが長くプレーしたことで、シーズンの後半戦に向けてチーム力をアップするための、良い刺激となるゲームになったと思います。」