2023/12/13 11:30
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】今季2度目の関西対決も勝利ならず
2023年12月9日、10日、バンビシャス奈良は滋賀ダイハツアリーナで滋賀レイクスと対戦。
9日を72-79、10日は79-97で敗戦した。
バンビシャス奈良 72-79 滋賀レイクス(2023年12月9日)
©Bリーグ
1Q、奈良は笠井康平選手のフローターで最初の得点をあげる。その後は、林瑛司選手を中心に得点をあげ、26-26の同点で終えた。
2Q、オフィシャルタイムアウトを迎えるまで、シャキール・ハインズ選手の6得点のみと、シュートが決まらない時間が続いた。しかし、ディフェンスで滋賀の得点を許さず、40-40の同点のままハーフタイムを迎える。
3Q、前のクォーターに続き、ハードなディフェンスで滋賀の得点を13点に抑える。一方、の奈良は、本多純平選手がファストブレイクでドライブからリングへのアタックや、ハインズ選手のゴール下からの得点などで徐々に点差を広げていき、59-53でリードして最終クォーターへ。
4Q、笠井選手の3Pシュートやシェイク・ムボジ選手の3点プレーでリードしてオフィシャルタイムアウトを迎えるも、タイムアウト明けに滋賀のキーファー・ラベナ選手に連続して得点を許してしまい、逆転されてしまう。その後、笠井選手の3Pシュートで同点に戻すも、最後は滋賀に振り切られてしまい、72-79で敗戦。
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小野秀二HCコメント
「前半は非常にいい形でゲームを進めることができましたが、オフェンスがあまり機能しない時間ができてしまった。それが、我々がリードした後の場面にきてしまって、オフェンスが単調になったことで、そこで追い上げられて、わからないゲームにしてしまいました。今シーズン最初に我々の課題に上げていた、オフェンスの組み立てというところが、今日は今ひとつ上手くいかなかったのかなという感じがします。ただし、ディフェンスは、最後の数分以外はがんばっていたと思います。」
バンビシャス奈良 79-97 滋賀レイクス(2023年12月10日)
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1Q、この日も林選手が1Qの奈良の攻撃を牽引する。林選手の3Pシュートで奈良のこの日の初得点をあげると、コーナーから再びの3Pシュート、ルーズボールを拾ってからのレイアップで計8得点をあげる活躍を見せ、20-18でリードして終える。
2Q、栗原翼選手や石井峻平選手の3Pシュートなどもあり、中盤までは競った展開となる。しかし、オフィシャルタイムアウト後は、奈良は笠井選手とハインズ選手による4得点のみと、シュートがなかなか決まらず、35-43と滋賀にリードを許してしまう。
3Q、巻き返しを図る奈良だったが、序盤から2本続けて3Pシュートを許してしまい、2桁点差をつけられる。その後は、笠井選手とハインズ選手の3Pシュートや、フリースローをしっかりと決め、滋賀にくらいつく。56-66の10点ビハインドで最終クォーターを迎える。
4Q、ハインズ選手が3Pシュート2本を含む10得点をあげる活躍を見せるも、滋賀に75%の高確率でフィールドゴールを決められるなど、大量得点を許してしまい、79-97で敗戦。
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小野秀二HCコメント
「フィニッシュの力の差を今日は感じました。やはり昨シーズンまでB1で戦っていたチームだなと。その経験からくる上手さもあって、そういう部分を我々も身につけないといけないなと思いました。我々は、ミスが多く、そこから崩れてしまったと思います。『これはファールだ』というような、セルフジャッジをしてしまって、それがターンオーバーにつながったことが、敗因のひとつになったと思います。」