2023/11/27 17:30
ぱーぷる編集部
【奈良クラブ】悔しい逆転負け ホーム最終戦を白星で飾れず
ⓒNARA CLUB
2023年11月26日(日)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはホームでガイナーレ鳥取と対戦し、1-2で敗れた。
後半ATに逆転ゴールを決められる
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77分。
奈良は右サイドからのクロスに山本宗太朗選手が合わせる。
ポストに嫌われるが、このこぼれ球を西田恵選手が頭で押し込んで先制する。
89分、相手にPKを決められると、後半ATにGKアルナウ選手のキックミスから決められ1-2の逆転負け。
ホーム最終戦を白星で飾れなかった。
フリアン監督コメント
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「まずはこの場をお借りして森俊介選手へメッセージを贈りたいと思います。今日彼はホームでの最終戦でしたが、すこし足に怪我を負ってしまいピッチに立たせることが出来ず本当に残念に思います。しかしその中でもチームメイト、ファンサポーターの皆さまの前で引退の挨拶をすることが出来たことは、本当によかったと思う。彼が奈良クラブの歴史のレジェンドということで名前が刻まれたことを嬉しく思います。
今日の試合について、もちろん言うまでもなく痛恨の思いです。試合の終盤に得点出来たことで皆さまと喜びを分かち合えたと思いますが、最後の最後に勝利が我々の手から逃げてしまい本当に痛い気持ちです。ただシーズンが始まる前に、今シーズンはJリーグで戦うベースを創るシーズンだとお話していました。今日のような試合はそのベースが出来ていた部分もありました。そしてさらに強固なものへしていく準備のための良い試合になったと思います。結果敗戦となりましたが、内容は我々が出来ていた部分、良い部分が随所に見られました。
今日はホーム最終戦ということでファンサポーターをはじめとし、沢山の方がスタジアムに応援に駆け付けてくださいました。もちろん我々の結果次第ではなく僅かなチャンスでしたが、J2昇格に臨みを繋げる可能性があった試合でありました。
こういったこともあり感情のコントロールが難しい試合となることを予想していましたが、大部分でコントロールを利かせながらプレーができたと思います。また、内側でのプレーが大事になってくるというところで、そこに注力してやってきました。内側でのプレーは鳥取さんが得意とされている部分ですが、我々は優位に立てたと思っています。同時にエリア内でのプレー、自陣敵陣エリア内でのプレーも我々の特徴が出せたと思いますし、ゴールシチュエーションの数も多かったと思う。こういった部分が、先ほどお話してたJリーグで戦うベースを創るという部分。ベースは強くなればなるほど、上位を目指せると思います。
そうはいっても試合終盤のエラーは試合を決定づけますし、その部分が今日の敗戦に繋がったと思います。
今日エラーを起こした彼らも学びを得たと思いますし、引き続きクラブ・チームとして上を目指していく大きな学びへと繋がると思います。
(最終戦は残っていますが)このシーズンを戦ってきたところで多くの学びを得て成長を続けている点は満足していますし、来シーズンに向けて意欲を高めているところです。」(奈良クラブnoteより)
次節は12月2日(土)にアウェーで松本山雅FCと対戦。
シーズン最終戦を白星で飾れるか?