【奈良の居酒屋特集　近鉄奈良編①】通（ツウ）が集まる「隠れ家的居酒屋」【居酒屋おかげ｜奈良市】

近鉄奈良駅から徒歩10分。

飲食店が軒を連ねる杉が町（スルガマチ）にある『居酒屋おかげ』。

カウンター6席に、4人掛けのテーブル席が2つ。

あまり広くないお店ではあるが、小規模な仲間内の打ち上げや、飲み会後の2次会、3次会におすすめだ。

創作居酒屋メニューとおすすめ日本酒

店主・圭（ケイ）さんおすすめ。

明石焼き風 だし巻き（手前）、たこわさピザ（左）。

どちらもボリュームのあるアテだ。

日本酒はその時期おすすめのお酒を仕入れている。

もちろんお酒は他にもビール、チューハイ、焼酎など各種揃っている。

"居酒屋らしい"メニューが並ぶ。ちなみにメニュー表の（小）とうい文字に騙されてはいけない。

（小）で一人前、（大）で2人前といったイメ―ジだ。

吞兵衛たちのオアシスにようこそ

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観光客でにぎわう駅前から少し離れた立地のこの店だが、なかなかどうして、遅い時間になるといつもガヤガヤとした賑わいを見せる。

奈良は大阪など繁華街のお店に比べると、早い時間に店を閉める飲食店が多い。

事前情報がないと22時以降は飲み屋難民となってしまうわけだが、『居酒屋おかげ』は深夜2時までの営業。

遅くまで営業しているこのお店は、市内の呑兵衛（のんべえ）たちや営業終わりの飲食店関係者の憩いの場でもある。

暖簾の一歩先へ踏み込めば…

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「おかえりー」

顔馴染みのお客さんが来店すると「いらっしゃい」ではなく「おかえり」なのだ。


宴会など、複数人数で予約する場合を除いて、常連客の多い居酒屋に一見で飛び込むのは気後れする方も多いだろう。

この『居酒屋おかげ』も街のディープな居酒屋の例にもれず、常連客で賑わうタイプの居酒屋だが、意外とその敷居は低い。

そう、このお店は"かまってくれる"タイプのお店だ。

店主の圭さんはじめ、看板娘（？）のタァ子さん、そして店サイドが忙しい時はカウンターの常連客さんたちまで。

店内で交わされる会話にとりあえず笑顔で相槌を打っておけば、知らない間に談笑の輪の中へ入ってしまっていることだろう。

一歩踏み込んで"居酒屋を楽しむ"心構えさえあれば、初めての店も居心地の良いオアシスに早変わりだ。

そして再度来店した時にはこんな言葉で出迎えてくれる。

「おかえり～！」

テーブル席もあり（4人掛け2卓　計8席）。カウンター、テーブル共に全席喫煙可。

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