2023/10/30 08:30
ぱーぷる編集部
コトクリエ2周年記念イベント「奈良のお仕事フェスティバル」が開催されました(奈良市 | コトクリエ)
大和ハウスグループ「みらい価値共創センター コトクリエ(主催、所在地:奈良市)」が2023年10月1日で設立2周年を迎えました。2周年の記念イベントとして、奈良県内の小学校に通う3年生から6年生の約200名を対象に、「奈良のお仕事フェスティバル」が開催されました。
奈良のお仕事フェスティバルは、小学生が知らない仕事に触れ、仕事をしている人の声に耳を傾け、「おもしろい!」「すごい!」を発見することで、子どもの未来と世界を広げることを目的に、地元の企業を知り、リアルな社会を体験するイベントとして開催されました。
本記事では、「奈良のお仕事フェスティバル」の実施内容を紹介します。
午前の部 小学生向け講演会
午前は「夢をかなえる3つの魔法~未来のためにできること~」と題して、元ウォルト・ディズニー・カンパニーのシニアプロデューサー 大畠崇央さんによる講演会が行われました。小学生約140名と保護者、兄弟や姉妹を含む約220名、総勢約360名もの方々が会場「コトクリエ」の太陽のホールに集まりました。
大畠さんによる、まるでテーマパークに誘われたかのようなエンターテインメント性溢れるお話と映像に、小学生は目を輝かせていました。アメリカ合衆国での遊園地・テーマパークの事例を例に、ホスピタリティの意味や、人前での話し方や立ち振る舞い方、相手の気持ちに立って考えることの大切さを教えてくれました。
ディズニーで経験をしてきた大畠さん。長年の経験をもとに、小学生にも分かりやすく、そして、楽しく講演をしてくださいました。
日本や海外で実在する遊園地・テーマパークの1日の来場者数、1日に働いているキャスト数を答える難しいクイズに、小学生はもちろん、大人たちも釘付け!
想像もしないほど多くのキャストさんが働いていることを知り、参加した小学生だけでなく、同席した保護者からも驚きの声が聞こえました。
他にも、映画のアフレコにチャレンジしたり、アトラクションのナレーションにも挑戦するなど、小学生は大畠さんがこれまで携わってきたお仕事の一部を体験しました。講演に留まらず、まるでショーのような参加体験型講演会に、会場にいた全ての人が、ディズニーの世界に酔いしれました。
午後の部 お仕事取材体験
「記者になりきってお仕事に密着しよう!」というテーマで、この日のために集まった奈良県の30社30職種の方々に、小学生が取材しました。世界的に珍しい技術を有する仕事や、1,300年以上の歴史を受け継ぐ仕事など、奈良県にあるスゴい産業や仕事がどのように社会を支えているのか、その事実に迫りました。
取材を受ける企業も、小学生の熱心な姿勢に刺激を受けたようで、思わず仕事の説明にも力が入っているようでした。
真剣にメモを取る小学生たち。
出演企業一覧
業種が異なる奈良県に所在地を構える30社が集まりました。各企業の様子を紹介します。
アスカ国際学院(奈良市 | 日本語学校)
ADLER(アドラー)(三宅町 | サッカースパイク製造)
上久保茶園(奈良市 | 茶園)
梅乃宿酒造(葛城市 | 造り酒屋)
王寺動物病院(王寺町 | 動物病院)
柿の葉すし本舗たなか(五條市 | 柿の葉すしの製造販売)
鞄工房山本(橿原市 | ランドセル製造)
GENKIモリタ(奈良市 | プロゲーマ―)
自衛隊(奈良市 | 陸海空自衛隊)
佐藤薬品工業(橿原市 | 医療品製造販売/健康食品販売)
JUNKEI-GLOVE(三宅町 | 野球グラブ/ミットの販売)
翠華園 谷村彌三郎商店(生駒市 | 茶筌製造)
スポーツクラブNAS(奈良市 | スポーツジム)
大和ハウス工業奈良支店 住宅営業所(奈良市 | 建設業・住宅総合メーカー)
大和ハウス工業奈良支店 流通店舗営業所(奈良市 | 住宅総合メーカー)
ダイワロイネットホテルズ(奈良市 | ホテルサービス)
大和ライフネクスト(奈良市 | マンション・建物管理)
髙木包装(葛城市 | 段ボール製造・加工)
奈良クラブ(奈良市 | サッカーチーム)
奈良交通(奈良市 | バス運行)
奈良市役所秘書広報課(奈良市 | 奈良市広報PR)
薬師寺(奈良市 | 寺院)
バンビシャス奈良(奈良市 | バスケットボールチーム)
赤膚山元窯 古瀬堯三(奈良市 | 窯元 製陶業・赤膚焼きの製造販売)
堀内果実園(五條市 | 果実農家)
明新社(奈良市 | 印刷)
森庄銘木産業(宇陀市 | 林業・木材販売・木造インテリア販売)
森脇ビデオ企画(橿原市 | 映像制作)
リールステージ(奈良市 | 介護・福祉)
ロイヤルホームセンター(奈良市 | ホームセンター)
まとめレポート作成
取材を終えた後は、編集ブースで「まとめレポート」を作成しました。今回の取材を通して学んだことを、小学生がそれぞれの意見や感想を交えてまとめました。
「どのような仕事だった?」「取材してみて発見したこと、知らなかったことは何だろう?」「取材してみて感じたこと、考えたことを書いてみよう!」など設定された各まとめ項目に子どもたちは頭を悩ませる場面も。
まとめレポートの一部を紹介
大和ハウスグループ「みらい価値共創センター コトクリエ」では、今回の「奈良のお仕事フェスティバル2023」のほか、ジュニアコトクリエカレッジ後期など、地域の子どもたちへの様々な活動を展開していきます。ジュニアコトクリエカレッジ後期は、「歴史」と「アート」の各3回を予定しており、12月から開始される予定です。