2023/10/09 07:00
ぱーぷる編集部(田村)
【奈良の秋の花2023】奈良の秋を彩る秋の花スポットまとめ
秋はコスモスをはじめ、可憐で華やかな花を楽しめる季節。
奈良には心が洗われるような秋の花スポットがたくさん!
暑さも和らいでおでかけしやすいこの季節、キレイな花を存分に楽しもう。
※花の見頃は気候により前後します。
※密を避けてお互いにマナーを守って花を楽しみましょう♪
【笠のそば畑|桜井市】一面に広がるそばの白い花絨毯!
日本三大荒神の一つ、笠山荒神社で知られる奈良県桜井市の笠地区ではその気候と風土を活かしてそばが栽培されている。
笠地区では9月中旬から10月初旬には19ヘクタールもの広大な土地に白く可憐なそばの花が咲き、満開時には見渡すかぎりの白い花畑となる。
今年は少し見頃が早く、9月中旬にピークを迎えた。
近くには笠産そばを100%使用したおいしいそばがいただける『荒神の里・笠そば』があるので、花を楽しんだあとは笠そばを味わってみて。
【見頃】9月中旬
【場所】奈良県桜井市笠地区
【荒神の里・笠そば】奈良県桜井市笠4408(0744-48-8410)
【稲渕の棚田|明日香村】真っ赤な彼岸花に彩られる明日香村
奈良県高市郡明日香村では、お彼岸の頃になると真っ赤な彼岸花があちらこちらで見頃を迎える。
中でもおすすめのスポットは「稲渕の棚田」。つなぐ棚田遺産(旧:日本の棚田百選)にも選ばれており、地域の人たちによって美しく保たれた景観は見事。
秋には彼岸花と稲穂にゆれる棚田を見物に訪れる人が絶えない人気スポット。美しい田園風景に癒されよう。
【見頃予想】9月中旬~10月初旬
【場所】奈良県高市郡明日香村稲渕地区
【安倍文殊院|桜井市】コスモス迷路に挑戦しよう
奈良県桜井市の『安倍文殊院』は645年に創建された日本最古に属する寺院で、「三人寄れば文殊の知恵」で知られる日本三文殊のひとつ。
安倍文殊院の秋のお楽しみといえば、コスモス。世界各地の約30種のコスモスが境内を華やかに彩る。
可憐なコスモスと金閣浮御堂の絵になる光景やカラフルなコスモスで作られた迷路が人気。迷路で花言葉スタンプをさがそう。ぜひ挑戦してみて!
【見頃予想】9月中旬~10月下旬
【場所】安倍文殊院(奈良県桜井市阿部645)
【般若寺|奈良市】15万本ものコスモスが咲き乱れる「コスモス寺」
奈良県奈良市にある飛鳥時代創建の『般若寺』。秋のコスモスが有名で「コスモス寺」とも呼ばれ、親しまれている。
日ごろなかなか目にすることのない珍しい品種のコスモスに出会うことができるのも、15種類、15万本のコスモスの咲く般若寺ならでは。魅力的な変わり咲きのコスモスがたくさんあるので、境内を散策しながらゆっくりと探してみよう。
境内に飾られる宝石のようなコスモスのグラスキューブも人気。キレイな写真を撮ってみよう。
【見頃予想】10月上旬~11月上旬
【場所】般若寺(奈良県奈良市般若寺町221)
【奈良県営馬見丘陵公園|広陵町・河合町】カラフルに染まる広大な公園
奈良県北葛城郡の広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵に作られた広大な公園『奈良県営馬見丘陵(うまみきゅうりょう)公園』。
秋はダリアやコスモス、人気急上昇中のコキアをはじめ、バラやサルビア、ニューギニアインパチェンスなど、園内が一年でもっともカラフルになる季節。
特にバラエティ豊かなダリアは見もの。10月のダリアの見頃には「馬見フラワーフェスタ」が開催され、イベントやグルメが楽しめる。
【見頃予想】9月下旬~10月下旬
【場所】奈良県営馬見丘陵公園(奈良県北葛城郡河合町佐味田 2202)
【第12回馬見フラワーフェスタ】2023年10月7日(土)~15日(日)※荒天中止
【藤原宮跡|橿原市】一面に広がる300万本のコスモス
奈良県橿原市の『藤原宮跡』は、694年(持統天皇8年)に完成した日本初の都城、藤原京の中心であった「藤原宮」があった地。
宮跡内の花園では、地元の人たちによりさまざまな花が植栽され、秋には藤原宮跡の風物詩となったコスモスが花を咲かせる。
約30,000平方メートルもの広さに咲き乱れるコスモスの数は、およそ300万本!花びらの形や色が違う数種類のコスモスが植えられており、秋風にゆれるそのグラデーションはため息のでる美しさ。
一面に広がるコスモスの花と、その背後の大和三山の優美な姿はここでしか見られない絶景だ。
【見頃予想】10月上旬~10月下旬
【場所】藤原宮跡 秋ゾーン(奈良県橿原市高殿町ほか)
【斑鳩の里|斑鳩町】歴史的遺産と可憐なコスモスの共演
斑鳩の秋の風物詩としてすっかりおなじみとなったコスモス。
法起寺の周囲をとりまく田園に一面のコスモス畑が広がり、歴史的遺産とコスモスが渾然一体となった古都「斑鳩」の秋の原風景に心が癒される。
特に、東や南東方向から見ると、法起寺の日本最古の三重塔を背に咲くコスモスが見られ、絶好の撮影スポット!
斑鳩町のHPにて開花の状況や開花場所、駐車場などを示した「コスモスマップ」が掲載されているので、おでかけ前にチェックしよう♪
【見頃予想】10月中旬~11月上旬
【住所】奈良県生駒郡斑鳩町岡本(法起寺周辺)
【霊山寺|奈良市】世界平和への祈りをこめたバラ庭園
平和の祈りを込めたバラが咲き誇るお寺、奈良県奈良市の『霊山寺(りょうせんじ)』。200種2000株、約10万本のバラが咲き集うバラ園は、1957年開園、1200坪の近代庭園。
庭園には戦争終結を記念して作出された「ピース」という名のバラを中心に、つるバラ・四季咲き・ミニチュアローズなど、様々なバラが色とりどり咲き集う。
庭園内で、春と秋のバラの最盛期のみ営業しているティーテラス「プリエール」でバラを愛でながらのティータイムを過ごすのもおすすめ♪
【見頃予想】10月中旬~11月上旬
【場所】霊山寺(奈良県奈良市中町3879)
【秘仏宝物展】2023年10月23日(月)~11月12日(日)
【おふさ観音|橿原市】境内いっぱいに咲き誇る色とりどりのバラ
夏には「風鈴」で涼を感じさせてくれた奈良県橿原市の『おふさ観音』。秋にはバラが見頃を迎え、1995年から続く恒例行事の「バラまつり」が開催される。
おふさ観音のバラはその品種の多さが特徴。なんと約3,800種類、約4,000株ものバラを楽しむことができる。
「バラまつり」では、境内いっぱいに咲き誇る色とりどりのバラを堪能できるとともに、本堂にて天才人形師・安本亀八作「生き人形」などおふさ観音が所蔵する寺宝の数々が特別公開されるのでどちらも楽しもう。
【見頃予想】10月中旬~11月下旬
【場所】おふさ観音(奈良県橿原市小房町6-22)
【バラまつり】2023年10月19日(木)~11月30日(木)