2023/09/17 07:00
ぱーぷる編集部
【奈良県斑鳩町】『法隆寺地域の仏教建造物群』世界遺産登録30周年を記念して初めて斑鳩町に「世界遺産検定の会場」を設置
2023年12月9日(土)『NPO法⼈ 世界遺産アカデミー(東京・千代⽥区)』は、「法隆寺地域の仏教建造物群」の世界遺産登録30周年を記念して、奈良県斑鳩町に第54回世界遺産検定の特設会場を設置し、関連イベントを開催する。
申込受付期間は10⽉24⽇(火)17時まで
『法隆寺地域の仏教建造物群』は、日本で最初に登録された世界遺産のひとつ。
30周年の節目に、国内における世界遺産活動の歩みを振り返る意味を込めて、初めて斑鳩町への会場設置を決定した。
検定試験と併せて専門家の講演会と法隆寺ガイドツアーを実施し、知識と体験を結び付ける機会を創出する。
申込受付期間は10⽉24⽇(火)17時までで、先着140名限定。
世界遺産検定とは?
ユネスコの理念を知り世界遺産活動の輪を広げることを目的に、NPO法⼈世界遺産アカデミーが主催する文部科学省後援の検定。
2006年の第1回検定以来、35万⼈以上が受検、20万⼈以上が認定されている。
現在、年間の受検者数は約3万⼈。
年4回、全国の主要都市で開催しており、4級、3級、2級、1級、最上級のマイスターの5つの級に分かれている。
20代を中⼼に⼦どもからシニアまで幅広い受検者を集め、メディアからの注⽬も⾼い。
⼤学等⼊試優遇や学校での授業にも組み込まれている他、世界遺産に関連する施設・催事などでの認定者向けの優待特典もある。
受検者からは「世界遺産を勉強したら、旅がもっと楽しくなった」との声も多く、趣味・教養を深める検定としても⼈気を博している。
世界遺産『法隆寺地域の仏教建造物群』とは?
聖徳太子ゆかりの仏教建造物群で、「法隆寺」の47棟と「法起寺」の1棟が世界遺産に登録されている。
法隆寺西院の金堂や五重塔は現存する世界最古の木造建築として知られ、「エンタシスの柱」など、古代日本と大陸・西洋との交流の様子をうかがわせる貴重な遺構が残されている。
日本で最初の世界遺産4件のうちの一つとして、1993年に登録された。
NPO法人 世界遺産アカデミー 宮澤光 主任研究員
世界遺産に関するさまざまな書籍の編集・執筆・監修を手掛けるほか、数多くのメディア出演や全国各地で100本を超す講演・講座を実施。
早稲田大学、跡見学園女子大学非常勤講師。
第54回検定 斑鳩町特設会場 概要
●日時
2023年12月9日(土)
●プログラム
①特別割引料金での検定試験
②NPO法人世界遺産アカデミー 宮澤主任研究員による特別講演会
③現地ガイドが案内する法隆寺ツアー
●会場
【検定試験・講演会】
斑鳩町中央公民館 大ホール(奈良県斑鳩町龍田南2丁目2番43号)
【法隆寺ガイドツアー】
法隆寺(奈良県斑鳩町法隆寺山内1の1)
●申込期間
2023年8月21日(月)~10月24日(火)17時
※定員140名 先着順
●料金
2級 7,200円(特別受検料5,500円+法隆寺ガイドツアー料1,700円)
3級 6,100円(特別受検料4,400円+法隆寺ガイドツアー料1,700円)
4級 4,500円(特別受検料2,800円+法隆寺ガイドツアー料1,700円)
※法隆寺ガイドツアー料には拝観料を含む
●特典
当会場の受検者には、2024年中の世界遺産検定公開会場試験を割引料金で受けられる特典が付与される。