2023/07/26 18:21
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【奈良県|2023年 夏の高校野球】中山優月が「投打」で活躍 智辯学園が7回コールド勝ちで決勝へ
智辯学園・中山優月選手
2023年7月26日、佐藤薬品スタジアム(奈良県橿原市)で『第105回全国高校野球選手権奈良大会』の準決勝が行われ、智辯学園が橿原学院を9-2(7回コールド)でやぶり、決勝進出を決めた。
智辯学園が12安打の猛攻
智辯学園・池下春道選手
智辯学園は1回、先発の中山優月選手の先頭打者ホームランで1点を先制すると、池下春道選手のタイムリーとエラーも重なり初回から3点をリードする。
智辯学園は2回にも相手のエラーで4-0とする。
その裏、橿原学院は2アウト満塁の場面で、窪田悠人選手のタイムリーで2点を返し2-4。
智辯学園は4回、先頭の高良鷹二郎選手の2試合連続のホームランが飛び出し、5-2。
この回、山崎漣音選手、池下選手にもタイムリーが飛び出し8-2。
5回にも智辯学園は手を緩めることなく1点を追加し9-2で勝利。
2年ぶりの決勝進出を決めた。
先発した智辯学園・中山優月選手
橿原学院・窪田悠人選手
勝った智辯学園・高良鷹二郎主将コメント
ー今日の試合を振り返ってみていかがですか?
「1〜9番までみんなでつないで点が取れたのはよかったです。ただ、もっと点が取れる場面もあったので、そこは修正点かと思います。」
ーご自身、2試合連続ホームラン打ちましたが、今日のはいかがでしたか?
「自分は次のバッターに絶対につなぐという気持ちで打席に立っているので、結果的にホームランなってよかったです。」
ーそれでは最後に決勝戦への意気込みをお願いします。
「最後は今までやってきたことをやるだけなんで、智辯学園らしい野球をして優勝したいと思います。」
敗れた橿原学院・山本兵伍主将
ー今日の試合を振り返ってみていかがですか?
「初回に自分たちのミスもあり3失点してしまったのですが、4-0となった2回裏に2点取れたのはよかったです。しかし、ここから粘ろうと思ったのですが、粘れなかったです。ただ、自分たちの力は出し切ったので悔いはないです。」
ー最後に山本主将が奈良県で野球をやって、よかったと思うことはありましたか?
「こうやって、佐藤薬品スタジアムで野球がやれ、小さい頃から憧れだった智辯学園さんと最後に試合ができたのはよかったです。」