2022/07/04 07:00
ぱーぷる編集部(松石)
「魚もうまいが、氷もうまい」居酒屋2階で楽しむかき氷【かき氷倶楽部|奈良県奈良市】
奈良県奈良市の近鉄大和西大寺駅より徒歩約5分。
『かき氷倶楽部』は居酒屋『炉ばた 魚源』の2階では営業しているかき氷店だ。
『かき氷倶楽部』おすすめ
桃ミルクティー 1320円(税込)
メインとなる桃のソースには、和歌山県のブランド桃『あらかわ』を使用。
糖度の高い桃を白ワインを使って煮込んだソースは非常に上品な味わいだ。
そこに、スッキリした甘さのミルクシロップにとろっとした紅茶シロップ、カスタードクリームが合わさり、上品ながらも濃厚な味わいを演出している。
<氷かくヒト>縁が紡いだかき氷
コロナ禍をきっかけにオーナー大西さんの発案でかき氷営業を開始。
「時間ができた分、新しいことを」と始めたのが『かき氷倶楽部』だ。
その提案に乗ったのが元アルバイトスタッフで現在店長を務める菊谷さん。
しかし魚源はご存じの通り海鮮を使った和食メインの居酒屋であり、かき氷は未知の分野への挑戦だった。
そんな二人に手を差し伸べたのが、なんと、フレンチシェフであり、氷匠ル・クレールで県内のかき氷人気の火付け役となった吉崎シェフだ。
実は魚源のオーナーである大西さんは、県内のフレンチレストラン「ボナペティ」の大西シェフとご兄弟。かき氷営業について相談した際に、大西シェフと親交のある吉崎シェフを紹介されたという。
吉崎シェフの手ほどきで氷の削り方を学んだ菊谷さん。
オーナーの大西さんは元洋菓子職人としての経歴を生かし、ソース作りに取り組んだ。
無事かき氷営業を開始した3か月後には、なんと氷匠ル・クレールとのコラボイベントを開催。
オーナーの発案からこのコラボイベントに至るまで、なんと1年未満の出来事だ。
日々変化する情勢に翻弄されながらも、常に新しい喜び、楽しみを探す人たちがいる。
一人ひとりの発見は小さくても、人の縁が重なれば紡がれる喜びはさらに大きくなっていく。
『かき氷倶楽部』は、そして『魚源』はそんな人たちが集い、賑やかに縁を重ねていく場所なのだろう。
炉ばた 魚源 かき氷倶楽部
- 住所/奈良県 奈良市西大寺本町 2-24 2F
- 電話/-
- 営業時間/10:00~16:00
- 定休日/月、金、日
- 駐車場/有