2023/07/06 18:00
ぱーぷる
2023年夏新発売!農園が送る「果実たっぷりかき氷」【堀内果実園|奈良市】
近鉄奈良駅から歩いて約5分。奈良市のメインストリート、三条通に店舗を構える堀内果実園(ほりうちかじつえん)では、今夏新発売の「白くま君」「赤くま君」かき氷がいただける。
『堀内果実園(ほりうちかじつえん)』おすすめかき氷
奈良かき氷 赤くま君・白くま君 各1,800円(税込)
堀内果実園のかき氷といえばやはり果実や自社製の果実加工品が主役だろう。
キウイやパイナップルなど季節の果物はもちろん、「白くま君」にはドライフルーツの柿チップを「赤くま君」にはリンゴのドライフルーツを使用している。
食べる際はまず、耳として飾ってあるドライフルーツをかき氷の中に埋め、溶けた氷の水分を含んだ状態でいただくのが堀内社長おすすめの食べ方だ。
ドライフルーツの絶妙な歯ごたえが楽しめる。
白あんや柿を使ったソースはまろやかで味わい深く、それだけでも舌を悦ばせるが、果実の甘みと酸味を引き立てる名脇役だ。
それぞれの果物の味わいを知り尽くした堀内果実園ならではのかき氷といえる。
<氷かくヒト>
果実園6代目当主の挑戦
堀内果実園はもともと奈良県五條市で柿や梅などの果樹園を営んできた。
明治の時代から代々の土地で果物農家として生計を立ててきたが、6代目であり代表取締役の堀内俊孝さんが一念発起し、10年前に果実園を法人化。
試行錯誤を重ねながら、現在の直営店経営や加工品の製造販売など、いわゆる第6次産業化に踏み切る。
しかしその選択は苦難の道のりだった。
代々果樹園の運営を行なってきた家で育ち、当人もその道を進んだのだ。
法人としての事業計画作成や製造のための新たな雇用、店舗運営計画まで、全てが新たな取り組みだった。
今でこそ、東京・大阪にも店舗を持ち、人気店としてメディアにも取り上げられるようになったが、
直営店を立ち上げる準備には2年近くかかっている。
「この10年間はまず会社として自分やスタッフたちの生活を安定させるために頑張りました。次の10年はこれまで私たちを支えてくれた地元のために恩返ししていきたい」
まだ詳細は伏せておくが、農園経営の枠を飛び越えたわくわくするようなお話を聞かせてくださった。
今後も堀内果実農園から目が離せない。
堀内果実園(ほりうちかじつえん)
- 住所/奈良県 奈良市 角振町23
- 電話/0742-93-8393
- 営業時間/10:00~19:00(L.O18:30)
- 定休日/無休
- 駐車場/無(近隣に有料P有)