2023/06/26 12:15
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
皇族・国賓も御用達!創業1909年の「関西の迎賓館」ともいわれる歴史あるホテル【奈良ホテル|奈良市】
奈良県奈良市にある『奈良ホテル』。近鉄奈良駅や東大寺、ならまちなど観光地からも近くて便利な場所にある。
「関西の迎賓館」として明治42年(1909年)に創業。
皇族の方々、アインシュタイン博士や愛新覚羅溥儀、オードリー・ヘップバーンなど多くの国内外の賓客が奈良ホテルで時を過ごした。
奈良らしく鹿と出会えることも
奈良公園隣接の高台に位置するので、若草山や興福寺の五重塔などが眺望できる抜群のロケーションの地にある。敷地内では奈良らしく鹿と出会えることも。
創業当時からある本館の設計は日本銀行本店や東京駅の設計で知られる辰野金吾によるもの。
重厚華麗な桃山御殿風檜造りの外観、内装には和洋(ドイツ様式)折衷を取り入れ、高い格天井のゆったりとした典雅空間が広がり、一歩足を踏み入れれば日常から切り離された異空間を味わうことができる。
奈良ホテルの象徴「マントルピース(ドイツ様式の暖炉)」や大正時代から使われるスチームウォーマー、春日大社の釣燈籠を模した和風シャンデリアに格天井など、数々の歴史ある調度品、絵画などがさりげなく配され、創業当時を偲ばせる優雅な雰囲気で「美術館のようなホテル」とも言われる。
本館に隣接する新館(昭和59年8月開業)は景観に配慮し、奈良県の吉野地方にみられる吉野建てを採用。平成19年には経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されている。
一つ一つにも歴史が息づくお部屋
高い格天井やクラシックな照明器具や日本画など、調度品の一つ一つにも歴史が息づく本館のスタンダードツイン。
多くの部屋に創業当時のマントルピース(暖炉)も見られる。
格調高い往時の雰囲気はそのままに、より快適に過ごせるよう2019年にリニューアル。
ベッドは世界トップレベルの品質を誇るシモンズ製、寝具は高級デュベ(羽毛掛け布団)を使用し、クラシックで心地よい空間が楽しめる。
お料理も超豪華
ゆったりと高い天井(約6m)に和風シャンデリアがひときわ目を引き、のびやかな空間が出迎えてくれるメインダイニングルーム「三笠」(本館1階)では、創業時より伝統的なフランス料理がいただける。
興福寺の五重塔を始め、古都の風情ある景色や、室内に飾られた横山大観をはじめ様々な絵画・調度品を眺めながら、お食事が楽しめる。
また、日本料理「花菊」では、中村大三郎「美人舞妓」など名画も楽しめる。
飲み物は、ソムリエ・ソムリエールにおまかせ。
また、最高級ブランドのロンネフェルト社の味わい深い紅茶やパティシエ特製のスイーツなどとともに、中庭に面した大きな窓から四季折々の風景が楽しめるティーラウンジも好評。
重厚華麗な空間、メインダイニングルーム「三笠」で楽しめるアフタヌーンティーが好評で、いちごなど季節に応じたアフアヌーンティーを提供中。
ロンネフェルト200周年アフタヌーンティー開催中
ロンネフェルトは1823年ドイツで創業した老舗紅茶ブランドのことである。
今年創業200周年を記念して、ドイツ料理やドイツ菓子を取り入れた「ドイツ」をテーマにしたアフタヌーンティーが登場。
また1909年に創業した奈良ホテルの建物は、日本とドイツの和洋折衷建築の設計であり、奈良ホテルとの関わりが深いロンネフェルトの紅茶と共に、贅沢なティータイムが過ごせる空間となっている。
「ロンネフェルト200周年アフタヌーンティー」概要
●期間
2023年5月8日(月)~8月31日(木)
※前日17:00までの要予約
※満席時・レストラン貸し切り日は販売なし
●時間
【1部】11:30~13:00 30食
【2部】13:30~15:00 30食
※各時間お席のご利用は90分とさせていただきます。
※アフタヌーンティーのシェアは勝手ながらお断りさせていただきます。(お子様は除く)
●料金
平日 6,800円
土日祝 7,300円
※表示価格はサービス料(10%)と税金が含まれています。
●店舗
本館1階 メインダイニングルーム「三笠」
奈良ホテル
- 住所/奈良県 奈良市高畑町 1096
- 電話/0742-24-3044
- 営業時間/ ランチ11:30~14:30、ディナー17:30~21:00
備考/レストラン予約 9:00~17:00
- 定休日/無休
- 駐車場/約100台