2023/06/16 07:00
ぱーぷる編集部(塩田)
【新店】吉野町「くにす食堂」プロデュースの週末だけオープンするベーグル店|はなれのベーグル
奈良県吉野町國栖で週末だけオープンする『くにす食堂』。
県外から車で数時間かけて、わざわざ訪れるファンが多いお店。
店舗向かい側には吉野川が流れ、雄大な自然に癒される。
そんな『くにす食堂』がプロデュースするベーグル専門店が2023年4月21日にオープン!
その名も『はなれのベーグル』。『くにす食堂』のはなれで、金・土・日曜だけその戸を開く。
地域を盛り上げる友人2人
店主の間瀬さんは愛知県出身。
『くにす食堂』の店主糟谷さんとは、中学時代からの友人だ。
友人同士で協力し、はなれでの店舗営業を叶えた。
「以前は京都に住んでいて、2ヶ月前に吉野に移住しました。川や海などの自然に魅了されています」と間瀬さんは目を細める。
高齢化が進む吉野町。硬いイメージのベーグルだけど、そこに住む人々でも味わえるようにと、試行錯誤したベーグルが自慢だ。
国産小麦を使ったもちもちベーグル
くるみのベーグル 330円(税込)
「くるみ」や「カフェラテ」など10種類のベーグルがショーケースを飾る。
甘い系から食事系まで。昼過ぎには売り切れてしまうことも。
間瀬さんイチオシは「オニオンクリームチーズ」。
こしょうがきいた自家製フィリングは、おつまみにもぴったり。
温めると違った顔のベーグルに
そのまま食べると、ぎっしりとしたベーグルを楽しめる。
少しだけ切り込みを入れて30秒電子レンジで加熱し、そのあとに2~3分トースターで温めると、もちもちとした食感のベーグルに!
食べ比べてみるのがおもしろそう。
吉野と外が交わる場所に
広い店内ではイートインスペースだけでなく、吉野町内外のアーティストによる作品を展示販売している。
「吉野町や県内の作家さんによる作品を飾るだけでなく、外の世界を取り入れたいと思っています。お店を訪れてくれる地域の人々にも、素敵な作品にふれて欲しいですね」
自然豊かな吉野町と、都会の作家、そして『はなれのベーグル』を訪れる吉野町内外のお客さんが起こす素敵な化学反応が見えるかも。
取材中も近くに住むという家族連れや、老舗旅館の女将さんが続々と訪れ、笑顔と一緒にベーグルを手にしていた。
地域の人に愛されるお店というのは、きっと遠くに住む人々にも愛されるはず。
素敵な出会いが待っている『はなれのベーグル』と、吉野町を訪れてみて。
はなれのベーグル
- 住所/奈良県 吉野郡吉野町窪垣内 246
- 電話/-
- 営業時間/11:00〜17:00
- 定休日/月、火、水、木
- 駐車場/3台