2023/06/07 07:00
ぱーぷる編集部
築100年の奈良町家で昔懐かしい暮らしを体験!心地よい鄙(ひな)びを楽しむ【西村邸|奈良市】
近鉄奈良駅より、徒歩約15分。奈良町の一画で懐かしくあたたかい佇まいをみせる『西村邸』。
主宰・杉本さんの「おばあちゃんち」だった築100年以上の奈良町屋を改修し、カフェ、レンタルスペースなどを備えた宿泊施設として2019年秋にオープン。
宿泊は「OMOYA」と「Hanare」の独立1棟貸しの2部屋で、畳はもちろん、こたつや蚊帳、秘密基地のような階段など、懐かしくてシンプルな奈良町屋の暮らしを、気軽な価格で体験することができる。
奈良町屋の日常という非日常を、ゆったりと静かに流れる良質な時間の中で楽しめる、隠れ家のような宿だ。
居心地のよい部屋で奈良町家の暮らしを体験
(OMOYA)おばあちゃんちに来たような心和む空間
【OMOYA:1泊1名6,600円(定員4名利用時)】
掘りごたつつきの広いお座敷と、ソファラウンジ、ベッドを備えたお部屋。本棚やアナログゲームも充実しており、合宿気分でワイワイ過ごすのにおすすめ。
(OMOYA)使いやすいベッドタイプ。清潔な寝具でぐっすり
【Hanare:1泊1名7,700円(定員3名利用時)】
和室をリノベーションし、キッチン&ダイニングテーブルを備えたお部屋。大きな冷蔵庫や洗濯機つきで、長期滞在にもおすすめ。1階では味わい深い庭園を眺めることができ、2階の寝室からは、若草山が望める。奈良らしい景色が楽しめるお部屋。
(Hanare)居心地が良すぎてずっと住みたくなりそう
どちらの部屋も、宿泊料金には朝食と奈良町の銭湯の入浴券が含まれている。昔ながらの銭湯もまた、奈良町の暮らしの一部。風呂桶を持って出かけてみよう。
【食事】おばあちゃんの食卓のようなほっとするお食事
朝食にいただけるのは、日中のカフェ営業でも提供している「毎日の茶飯膳」。
ほうじ茶で炊いた「奈良茶飯(ちゃめし)」は、知る人ぞ知る、奈良の郷土料理。季節の野菜を使った味噌汁、小鉢の一汁二菜。からだにやさしいシンプルな献立で、心地よい朝をむかえられる。
夕食は、近隣のお店を紹介してくださるそう。西村邸を拠点に、奈良町の魅力あるお店を巡ってみよう。土鍋とコンロの貸出もあるので、スーパーでお買い物をして、みんなで鍋を囲むのも◎。
そこにあるのは、奈良町の日常
主宰の杉本さんは西村邸について、
「できる限り昔ながらの雰囲気を残して改修し、これからの世代に奈良町の『心地よい鄙(ひな)び』を感じてもらえたら、という思いで運営しています。決してラグジュアリーな空間ではありませんが、和の雰囲気や古民家が好きな方、普通のホテルは味気ないと感じる方、自分の暮らしを見つめ直したいなという方には、十分にお楽しみいただける場所ではないかなと思います。駅前の喧騒から少し離れた宿で、奈良町の日常を体験してみてください。」
と話してくださった。
毎年2、3、8、9月には「学割プラン」も実施しているそうなので、ぜひお友達同士で訪れて楽しんでほしい。
大切な人といっしょに、西村邸で『心地よい鄙び』にひたってみてはいかが。
予約
予約は公式WEBサイト、メール(info@nishimuratei.com)、その他LINEや各種SNSメッセージから。
西村邸
- 住所/奈良県 奈良市花園町 20
- 電話/-
- 営業時間/チェックイン 14:00~20:00/チェックアウト 10:00/併設のカフェ、ショップ、レンタルスペース 11:00~17:00
- 定休日/木曜休(カフェ、ショップのみ)
- 駐車場/無(近隣に有料P有)