2023/06/01 07:00
ぱーぷる編集部
今年も開催!古刹のあじさい巡り「大和三大観音 あぢさゐ回廊」【長谷寺・岡寺・壷阪寺】
2023年5月27日(土)~7月9日(日)
長谷寺(桜井市)、岡寺(明日香村)、壷阪寺(高取町)にて、昨年に続き2023年もあじさい巡り「大和三大観音 あぢさゐ回廊」開催です!
岡寺
日本最古の観音霊場、西国三十三所観音巡礼(日本遺産)の奈良県霊場である長谷寺、岡寺、壷阪寺。
四季折々の花々が美しいことでも知られている3ヶ寺が、それぞれに趣向を凝らし、昨年よりさらにボリュームアップしたあじさいで参拝者を迎えてくれます。
壷阪寺
長谷寺
期間中は各寺特製の紫陽花切絵朱印の授与があり、3ヶ寺の切絵朱印を納める特製台紙が販売されます。
昨年のさわやかな切絵朱印もすてきでしたが、今年の味わい深く渋みのある切絵もまた何度でも眺めたくなる美しさ。ぜひ3ヶ寺の切絵朱印を集めてみてくださいね。
紫陽花切絵朱印
また、各寺、観音様とご縁を結ぶ特別拝観も開催中です。
初夏にあじさいを愉しみながら、日本最古の観音巡礼を参拝して、癒しの時間を過ごしてください。
◆「大和三大観音 あぢさゐ回廊」で巡る3ヶ寺
長谷寺(桜井市)
古くから観音詣での聖地として知られ、『源氏物語』や『枕草子』など多くの古典文学にも登場している長谷寺。別名「花の御寺」とも呼ばれ、四季折々の美しい花々で多くの人を魅了し、親しまれています。
●本尊大観音特別拝観
開催日時/2023年3月1日(水)~7月9日(日)9:00~16:00
料金/1000円(入山料500円別途・共通券あり)
国指定重要文化財に指定されている本尊「十一面観世音菩薩」は身の丈10メートルを越える大きさを誇り、右手に錫杖を持ち大磐石に立つ独特の姿をしています。特別拝観では、普段は関係者以外立ち入りが禁止されている国宝本堂の中に入ることができ、本尊のお御足(みあし)に触れてお参りできます。
岡寺(明日香村)
飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻む岡寺は、日本で最初の厄除け霊場としても信仰を集め、特に女性の厄除けに霊験あらたかといわれています。早くから『華の池』や『華手水舎』などを行っており近年全国に広がる花手水のさきがけとも言われ、1年を通して多くの参拝者でにぎわっています。
●本堂内々陣お扉特別開扉
開催日時/2023年4月2日(日)〜6月26日(月)8:30~17:00
料金/大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生以下無料
本尊の「如意輪観世音菩薩」は日本三大仏のひとつで、日本最大の塑像(土でできた仏様)であり、国指定の重要文化財に指定されています。特別開扉では、本尊の脇にある扉が開帳され、間近から全身を拝むことができます。
壷阪寺(高取町)
眼病封じのお寺として知られる壷阪寺。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々の衣をまとった全長10mの大仏様(大釈迦如来石像)の姿も有名です。この初夏には、春に「桜大仏」として楽しませてくれた大仏様の周囲から観音様に続く参道が紫陽花で彩られ、参拝者を迎えてくれます。
●壷阪観音お身拭い特別結縁参拝
開催日時/2023年4月29日(土)~7月2日(日)8:30~17:00(受付は16:30まで)
料金/500円(入山料別途)
目の観音さまとして広く信仰を集める本尊「十一面千手観世音菩薩」のお膝に特製の布で触れて、観音様と深くご縁を結ぶことができます。
長谷寺
- 住所/奈良県 桜井市初瀬 731-1
- 電話/0744-47-7001
- 営業時間/9:00〜17:00(12月は16:30まで)
- 定休日/無
- 駐車場/二輪200円/普通車500円/大型バス2,000円
岡寺
- 住所/奈良県 高市郡明日香村岡 806
- 電話/0744-54-2007
- 営業時間/8:30〜17:00 (12〜2月は8:30〜16:30)
- 定休日/無
- 駐車場/有り(ただし参道が非常に狭いため、近隣の民営駐車場などのご利用も検討してください)
壷阪寺(つぼさかでら)
- 住所/ 高市郡高取町壺阪 3
- 電話/0744-52-2016
- 営業時間/8:30~17:00
- 定休日/無
- 駐車場/第一駐車場33台(普通車30台)、 第二駐車場53台(普通車50台) 普通車500円