2023/04/10 10:05
ぱーぷる
シャクナゲや天竺牡丹(ダリア)に彩られる飛鳥の花の寺「岡寺」【明日香村】
奈良県明日香村の岡寺は、飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻む古刹。
1年を通して四季の美しい景色を見せてくれる「花の寺」としても知られ、春、桜の後には約3,000株のシャクナゲが境内を彩ります。
重要文化財の仁王門周辺、本堂へと続く階段、本堂周辺など、境内のあちらこちらでシャクナゲのピンクの大きな花が参拝者の目を楽しませてくれます。
とくに『シャクナゲの道』と呼ばれる奥の院参道は見事。参道脇の斜面一面に美しいシャクナゲが咲き誇ります。はなやかなピンクに囲まれて、すがすがしい気分でおまいりできますよ。
岡寺のシャクナゲの見頃はいつ?
例年は4月の中旬から5月、ゴールデンウィークにかけて見頃を迎えるシャクナゲですが、2023年の春は暖かく、4月中旬を前に見頃のピークがくる見込みです。
シャクナゲを楽しみにしている方は、今年は早めに訪れたほうがいいかもしれません! シャクナゲの開花状況は、岡寺公式SNSで確認できます。
2023年4月11日時点で9分咲き!
2023年4月11日現在で9分咲きと、例年よりもやはり早めの開花に。
住職が約30年もの歳月をかけて植えたシャクナゲ。
参拝する方のきっかけづくりに始めた行動が、美しく花を咲かせています。
これからも暖かな日が続くので、早めにお出かけするのがおすすめ!
GWは天竺牡丹(ダリア)が参拝者をお出迎え
近年全国に広がる花手水のさきがけとも言われる岡寺では、季節ごとに工夫を凝らした美しい華の池や華手水舎が見られます。
2023年GW期間の中は、仁王門を入ってすぐの池や手水舎や鉢に天竺牡丹(ダリア)が浮かべられ、参拝者を出迎えてくれます。
色とりどりの天竺牡丹(ダリア)はとにかく華やかでフォトジェニック。おまいりの記念に、すてきな写真を撮ってくださいね!
岡寺 春の特別拝観
2023年4月2日(日)〜6月26日(月)
普段は非公開の『本堂内々陣御扉』が特別開扉されます。重要文化財に指定されている日本最大の塑像、本尊如意輪観音菩薩様を間近で拝観できるほか、重要文化財半跏思惟像(御分身)や西国三十三観音御分身像、およそ200数十年ぶりに復刻した疫病退散の『鍾馗・悪疫悉除祈祷札』の版木など種々の仏様、寺宝を拝観することができます。
美しい花とあわせて、貴重な仏様や寺宝を拝観して春の岡寺を満喫ください。
岡寺
- 住所/奈良県 高市郡明日香村岡 806
- 電話/0744-54-2007
- 営業時間/8:30〜17:00 (12〜2月は8:30〜16:30)
- 定休日/無
- 駐車場/有り(ただし参道が非常に狭いため、近隣の民営駐車場などのご利用も検討してください)