2023/03/28 17:00
バンビシャス奈良
【バンビシャス奈良】B2残留争いに大事な試合で連勝
2023年3月25、26日、バンビシャス奈良はホームのロートアリーナ奈良で、ライジングゼファー福岡と対戦。
B2残留争いの中にいる奈良にとって、3ゲーム差で追う福岡との連戦は、非常に重要なもの。その試合に、25日は65-63、26日は80-78といずれも辛勝ながら、勝ちきることができた。
バンビシャス奈良 65-63 ライジングゼファー福岡(2023年3月25日)
©バンビシャス奈良
1Q、両チームともにオフェンスが停滞し、11-11とロースコアの展開になる。
2Q、序盤にジェレマイア・ウィルソン選手が7得点、以降はクリスチャン・ジェームス選手が9得点とオフェンスをリード。このクォーターも福岡オフェンスを抑え、31-21とリードした。
3Q、反対に福岡にペースを握られる。奈良の得点が1Qに続いて伸びず、逆転されてしまう。終盤、藤澤尚之選手のジャンプショット、薦田拓也選手のプットバックが連続で決まり、45-48で最終クォーターを迎えた。
4Q、奈良はディフェンスのギアを上げ、福岡オフェンスを三度抑える。ウィルソン選手の連続スリーなどで勢いを得て、逆転。試合残り4秒、古牧昌也選手が福岡を突き放す、値千金のジャンプショットに成功!65-63で価値ある1勝をもぎ取った。
石橋晴行HCコメント
「序盤はディフェンスが機能していたので、走ることができて得点のチャンスを何度か作れたのですが、それを決めきることができずに、もたもたしてしまいました。後半は、福岡さんのピックアンドロールが止められず、うちのターンオーバーも重なって、厳しい展開にしてしまいました。ですが、ホームの声援のおかげで持ち直して、最後に古牧が決めてくれたおかげで、なんとか逃げ切ることができました。」
古牧昌也選手コメント
©バンビシャス奈良
「勝たなければいけない試合を、何度も落としてしまっている中迎えた今日の試合には、チャンスがあったら打ち切ろうという気持ちで臨んでいたので、それが最後のシュートにつながって、勝利に貢献できたので、良かったです。」
バンビシャス奈良 80-78 ライジングゼファー福岡(2023年3月26日)
©バンビシャス奈良
1Q、奈良は試合序盤から、インテンシティの高いディフェンスを仕掛ける。このクォーターだけで、福岡に8つのターンオーバーを強いて、17-11とリードする。
2Q、2本のターンオーバーと、福岡に2度の3点プレーを許したことで、相手を勢いづかせてしまう。中澤海斗選手のディフェンスの裏をかく得点や、板橋真平選手の2本のスリーポイントなどで立て直すも、31-31と追いつかれた。
3Q、古牧選手とジェームス選手が、流れを奈良に取り戻すプレーを連発。61-50と再びリードを広げた。
4Q、残り2分まで13点をリードするも、それ以降シュートの成功がフリースロー1本にとどまり、福岡の猛追を受ける。ホームのブースターの大声援を後押しに、なんとかしのいで、80-78で勝ちきった。
石橋晴行HCコメント
「序盤から全員で足を動かして、ディフェンスでプレッシャーを、とくにポイントガードのところはしっかりかけようと言っていて、それを40分間やってくれたと思います。ただ、試合の終わりの部分があまり良くなかったので、反省して、続く大事な試合に備えたいと思います。」
クリスチャン・ジェームス選手コメント
©バンビシャス奈良
「今日(26日)の試合は、ディフェンスの強度を上げて、3Qまでは順調だったと思います。しかし、最後の最後で、昨日(25日)のタフな試合と同様に苦しい展開となってしまいました。ですが、自分たちにとっては2勝がどうしても必要なものだったので、そこでチーム一丸となることで、勝ちきることができたと思います。」