2023/03/27 11:35
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【奈良クラブ】「15本」のシュートを放ち勝利への執念を見せるもドロー
ⓒNARA CLUB
サッカーJ3の奈良クラブは3月26日(日)、ホーム(ロートフィールド奈良)でY.S.C.C.横浜と対戦し、2-2の引き分けで勝ち点1を獲得した。
ホーム初勝利ならず
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奈良は21分、酒井達磨選手が右サイドから仕掛け、クロスを上げると、そのボールを浅川 隼人選手がダイレクトで合わせて先制点を挙げる。
しかし、前半終了間際の41分、奈良はペナルティーエリア内でハンドをしてしまいPKを与えると、これを萱沼優聖選手にきっちり決められてしまう。
続く44分、奈良はフリーキックを与えてしまう。GKアルナウ選手が好セーブを見せるが、こぼれ球をつながれ、萱沼優聖選手に決められ逆転を許す。
奈良は63分、コーナーキックから山本宗太朗選手が頭で合わせて2-2の同点に追いつく。
奈良は計15本のシュートを放ち、ホームJ初勝利を目指したが、逆転まで至らず。
2-2の同点で試合を終えた。
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フリアン監督コメント
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「これまで3シーズン、クラブの指揮をとってきました。奈良県、奈良市をはじめ奈良全体がサッカーの機運が高まってきたことを感じていますが、一点だけ下降線をたどってしまっていることがあります。それはピッチの芝の状態です。毎シーズンクラブとしても私としても芝の状態がよくなるよう努力(交渉)していますが、多くのファン・サポーターをはじめとするみなさんが見られる中で、状態の悪さが目に見えてわかってしまうので申し訳なく思っています。
今日のゲーム内容について、誇りに思っています。我々のアイデンティティをしっかり披露できましたし、アンラッキーな部分もありましたが、この芝の状態の中でもプレー出来ることをお見せ出来たと思います。
ゲーム全体を通してしっかりと相手コートでボールを持ち、左右に循環させてチャンスを演出し得点も重ねることができました。ただ前半最後の2分は、ハンド判定にも見えなかったですし、アルナウもJリーグというカテゴリーに上がりパフォーマンスも向上していますが、今日のように(雨で)すべってしまい失点してしまいました。
サッカーはこのように一瞬のできごとで結果が決まってしまうことがあるので、その点は仕方ない部分もあると思っています。(奈良クラブ・noteより引用)」